01_DPP_4402.JPG

いすみ鉄道・西畑駅(後追い)

 

さて、とは言いつつ、ここまでの撮影記が貯まっている。
引き続き、6月18日の、いすみ鉄道撮影記を。西畑で上下4本のキハを

撮ったもののこの日のテーマ、「キハ × アジサイ」はちょっと

消化不良のような...。

「急行3号」は小谷松駅のアジサイに賭けることにしたのである。

 

……  ……

でも、「小谷松駅のアジサイ」というのは<鉄>ではないカメラマンたちにも

既に有名なスポット。よく晴れた土曜日とあれば、多くの方で賑わっているかと...
アジサイは一杯咲いているのだが、<鉄>として、これをキハと絡めるとなれば
撮り方は限定されてしまうわけで、とすれば、すでにベストポジションは!?

第62D列車で小谷松駅に到着したのは13:19、キハの「急行3号」は14:37、

1時間前でもすでにベストポジションには既に先客が居るだろうと半ば諦め

気味だった。

 

 

02_DPP_4414.JPG

いすみ鉄道・小谷松駅

 

でも、駅ヨコの踏切脇のポジションすら空いていたのである。
自分がここまで乗ってきた第62D列車は隣の大多喜駅で、下り第63D列車と

交換する。

 

こちらも、いすみ350形での運転だった。この構図、「キハ × アジサイ」の
撮り方として安定感はあるが、去年もこの構図でキハを撮っていたのが...

 

 

s5_DPP_4204.JPG

いすみ鉄道・小谷松駅

 

という訳で、もう1つのポジション、駅の大多喜側に移動して。
こちらも去年、ほぼ同じように撮っていたのだが、そのとき、自分が

「ベスト」と思っていた立ち位置には既に先客が居て...。

 

だから、人が少なかったこの日、こちらで撮ってみたかったのだ。

ホーム向かい側の木々、キハがマンダーラになるのは覚悟の上だった。
そういう意味では曇り空の方が良かったかも知れないが、でも、納得の1枚。

さぁ、次は第104D列車、「急行4号」である。45分ほどでここに戻ってくる。
45分間というと意外と時間がありそうだが、この日は、どこで撮るか決めて

いなかった。考えて、探して、カメラをセットして...全部合わせて45分と

いうのは意外と短く感じられるものなのだ。

しかも、15:20頃にキハを撮って、大多喜駅を15:58発の第66D列車に乗って
次の撮影地を目指すつもりだった。そうすると、撮った後、大多喜駅まで

歩きやすい場所で撮らないと...

祠ポイント周辺も考えたが、でも、何度も撮っているし...

迷った挙げ句、でも、時間切れだった。

 

 

03_DPP_4408.JPG

いすみ鉄道・小谷松-デンタルサポート大多喜

 

青空を強調したくて、近くのこの築堤を選択したのだった。
でも、そんなときに限って...

キハの上に“黒一点”、カラスだろうか、鳥さんが写ってしまったのである。
青空に...である。こればかりは時の運ではあるものの、ちょっとショックだった。
でも、そんなこと言っていられない。30分で大多喜駅まで歩くのである。
ここ、小谷松駅までなら徒歩5分ほどだが、次の第66D列車は大多喜始発なのである。
これに乗らないと、「急行5号」が撮れる場所は城見ヶ丘周辺に限定されてしまう訳で、
とにかく急ぐしかなかった。

新丁の、城バックのあの橋を渡ったのが15:40過ぎ、足がパンパンになってくるのを
感じながら、でも、停まるわけにはいかず、そのまま駅へと急いだのだった。
15:50過ぎ、何とか大多喜駅に間に合った。

 

 

04_IMG_6164.JPG

 

まずは、窓口へ。
そう、この日は、キハを撮るだけではなく

 

「キハ52 125復活運転5周年記念」

 

と、南阿蘇鉄道の「復興祈念きっぷ」を買うのも目的の1つだった。
無事、これらをゲットして発車間際の第66D列車に乗り込んだのだった。

 

 

05_DPP_4409.JPG

いすみ鉄道・上総中川駅

 

ちょっと思うところあって、下車したのは上総中川駅。

キハ20 1303号車だった。


ホームだけの無人駅、国鉄風の駅名板は沿線の高校美術部からの

寄贈品とのこと。そんな無人駅を出発する国鉄一般気動車色の

最新型車(笑)。

この雰囲気が何とも言えない。観光客のあまり訪れない駅として、
私が、いまイチオシの駅がこの上総中川駅なのである。

折角の青空、最後の「急行4号」は“五之町”で撮ろうと思ったのだった。
早速、国吉駅との中間付近に位置する小さな踏切に向かって歩き

出したのだが...

「ぬぬぬぬぬっ」

現地に言ってビックリ。い鉄沿線では小まめに草刈りが行われ、夏場で

あってもキハの足回りまでスッキリ撮れるのだが、ここに限って...
線路際の雑草が伸び放題。キハの足回りはおろか、車体までかかって

しまいそうな背丈の草がびっしり。それを畦道から見上げる構図で

撮るので...

う~ん

「予定変更!!」

でも、<徒歩鉄>の辛さ。「急行4号」はもうすぐ17時前にやって来る。
とはいえ、そう簡単に撮影ポイントが見つかることもなく...

 

 

s6_DPP_4205.JPG

いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉-上総中川

 

今度ばかりは本当に“時間切れ”。
お寺の山門を配して、小さな踏切を通過するキハの姿を流すしかなかった

のである。そう、苦し紛れの1枚である。う~ん、何だか午後の撮影は...

 

 

s7_DPP_4206.JPG

いすみ鉄道・上総中川駅

 

日も傾きかけた、17:20過ぎ、大多喜へと戻る下り列車に乗り込むのだった。
第569D列車は、キハ20 1303の折返しだった。

その列車を城見ヶ丘で下車、オリブに戻ればこの日の撮影はすべて終了である。
オリブというのは大型ショッピング施設。中にはスーパーやら衣料品店やら
フードコートやら。冷房の効いたベンチに座って暫しの休憩だった。

 

 

07_IMG_6094.JPG

千葉県夷隅郡大多喜町船子・大多喜オリブ付近

 

あとは、18:15発のシナガワグースゆき高速バスに乗り込むだけ。
帰りは小湊バスの便である。

でも、乗り込むと運転手さんから、アクアラインが渋滞18kmで到着時刻は

読めない...それでも定刻に出発したバス、写真の整理を終えてウトウト、

目が覚めたら19時前。

 

 

08_IMG_6095.JPG

小湊高速バス車内(袖ヶ浦-木更津金田付近)
 

ちょうど夕暮れ、赤く染まった空が印象的でカメラを向けてみたのだった。
でも、まだ袖ヶ浦。ここから木更津金田を経て海ほたるを過ぎるまで

超ノロノロ運転。何だか「下り坂」な1日になってしまったような...