自分が小学生~高校生ぐらいまでは、お友達の家族に会う機会もあります。
自分の両親が忙しかったので、私は友達のお母さん(またはお父さん)に
優しくしてもらい、救われた経験が結構あります。
みんな優しい優しい人たちです。

もう10年以上、会っていないけどその時の感謝の気持ちは忘れません。

この年になるとそんなお世話になったおじさん、おばさんとの別れも経験します。
本当にさみしく思います。コロナ禍もあったり、高齢化したりで家族葬が
増えてしまってなかなかお別れに行くことができないことも多いのですが
できれば昔お世話になったことを感謝して、しっかりお別れしたいなぁと思います。

また一つ、お別れする機会がありました。
友達とはまだまだお付き合いは続いていますが、ご両親とも別で年賀状を
やりとりしていた私。私の中ではまだまだ若いご両親でしたが
考えたら友達との付き合いの年数を考えるとご両親もそれだけ年を
重ねているのですね。

もともと小さかったお母さんが更に小さく見えました。最後まで頑張って
最後まで子供や周りの人に気を使う人だったとエピソードを聞き涙。

お父さんは数年前に他界。お母さん以上に私を気に入ってかわいがってくれました。
そのお父さんのお別れができなくてずっと心残りでした。だからお母さんのときは
必ずお別れに行きたいと伝えていました。自分たちのことで精一杯だったと思うけど
お別れできて本当に良かったです。

心の中で、これからも友達と仲良く生きていきますと伝えました。
仲の良かった夫婦。お父さんもきっとお母さんが道に迷わないように
お盆だったから、きっと迎えに来ていたね。

実両親が忙しかった代わりに私のことを褒めて支えてくれた方がたくさんいて
改めてありがたいと思いました。そして私のことを当時のあだ名で今でも
呼んでくれていました。
これから先どんどんこんなお別れが増えていくんだろうな。
そして自分の親もいつの日か、、、感謝して親孝行したいと改めて思いました。

卒業してから年数を数えるとすごい長いお付き合い。
オカリナのお友達も運動のお友達もほとんどが自分より年が上で・・・
後期高齢者の方も増えています。今も昔も一緒に過ごせる時間に感謝して
日々送りたいと思いました。

友達は、覚悟はできていただろうけど、きっときっとこれからさみしくなるね。
今はまだ忙しすぎてそれどころではないでしょう。

命に限りあるから
いつか来るその日まで
精一杯生きようと思う

友達を通して出会えたそのご縁に感謝します。
最後までしっかりしていて亡くなる数日前には
看護師さんにもお礼を言っていたというお母さん
クロスワードパズルをやっていて、数日前に
本をすべて終えていました。

最後まで前を向いていらっしゃったんだと
友達も頑張り屋だけどお母さんもまた
頑張り屋さんでした。
優しい笑顔と優しい声を思い出します。

ご冥福をお祈りします。