人生は所詮、死ぬまでの暇つぶし、人それぞれ人生の悟り方は様々だが、僕の出した結論は退廃的だ、30歳の時、僕は栄養失調で結核に倒れた、隔離病棟で二か月間入院することになって、その間が暇で暇で気が狂いそうになり悟りを開いた、退院してからは思想がガラッと変わって善悪に無頓着になった、暇さえ潰せれば何でもオッケー、そんなクレイジーな思想になってからは誰も僕を止めることが出来なくなった、他人から見れば僕の生き方は滅茶苦茶だろう、もし神様がいたら僕を見て反吐が出るだろう、それでも良かった、僕にとって最も恐れる事は「暇である」という事が隔離された二か月間で立証された、嫁も僕と同じような生き方をしている、会社が連休に入って昨晩、夜なべをして何かを作っていた、今朝、嫁が自信満々で夜なべをして作った付け脇毛を披露してきた、一瞬ビックリしたがこの人も相当、ヒマジなのだなと思った。