インスタ映えの時代である、味とか原価とか関係なく、映える食べ物、商品、サービスに若者たちはこぞってお金を支払う、今東京で人気のスイーツはうさぎプリンと呼ばれる見た目のカワイイプリンなのだがそのお値段550円、原価の事はどうでもいい若者たちが店に列をなして順番に撮影をしてSNSにアップしてリア充感を披露している、昨日、僕の誕生日を祝いたいという友達に連れて行ってもらったお店で出されたタワーパフェは傑作だった、全長80cm、ユラユラと今にも倒れそうなパフェを店員さんが慎重に運んできてテーブルに置かれる、友達は大喜びで写真をこれでもかと撮っていた、僕は内心「どうやって食うねん?」と冷めたツッコミをしていた、食べにくい、美味しくない、ただ映えるだけ、これでいいのか?本質の価値を置き去りにして映えるだけの商品が持てはやされる今の時代に僕は生きにくさと嫌気がさしてきた。