「ゲイバーか…」家の近所のバーのカウンターで一人呟いた、昨日スーパー銭湯に行ってサウナに入っていたらオジサンが隣に座って「君、うちで働いてみないか?」と言ってきた、仕事の内容はゲイバーでの接客業で「君なら月100万は稼げるよ」と言うではないか、心が動くが肛門が嫌がっている、どうしたものかとオジサンの名刺を見ながら烏龍茶を飲んでいたらまた酔っ払った女性が絡んできた「お兄さん誰かと待ち合わせですか?」MEGUMIがオフセット衝突したような女性は顔を赤らめて許可も出していないのに僕の隣に座って飲み始めた、僕は人見知りなので彼女の話を心ここにあらずといった感じで適当に流していたら「お兄さん鼻毛出てるよ」とデリカシーの欠片もなく笑い出した、急いでトイレに行って確認する、見事に一本鼻毛が出ていた、「電動鼻毛カッターを買おう…」親切な女性の飲み代を僕が払って家路についた。