人生の楽しみがまた一つ消えてしまった…、僕は子供の頃からホラー物が大好きだった、テレビでホラー映画や怪奇現象特集など放送されると怖いもの見たさでオカンの背中に隠れて目を細めビクビクしながら観るのが大好きだった、大学生の頃はホラー小説にドはまりして角川ホラー文庫を読み漁ったものだ、大人になっても友人を自宅に呼んでホラーナイトをして遊んでいた、45歳になり感性が鈍感になってしまって、ホラー物に耐性が付いてしまって何を観ても全く怖くなくなってしまった、歳による老化のせいかホラー以外でも日常生活でドキドキワクワクすることが無くなってしまった、ピュアだった僕はご臨終してしまったのだ、それに引き換え嫁は50歳でも感度がビンビンでホラー映画を素直に怖がってくれる、嬉しくなってドッキリを仕掛けたら失禁してくれた、「嫁を失禁させる」人生の楽しみが一つ増えたかもしれない。