僕は小学生がヒクくらい頭が悪い、分数の足し算も出来ないしほとんど漢字も読めない、英語なんてチンプンカンプンだ、そんな僕が何故大学まで卒業出来たかというと、カンニングだ、用意するものはB4の画用紙と太いマジックと使用済みのテレフォンカードと画鋲だ、まずB4用紙一杯にテストで出るであろう答えを太いマジックでみっしりと書き尽くす、そのカンニングペーパーをコンビニのコピー機で縮尺コピーを何回か繰り返す、小さくなったカンニングペーパーをテレフォンカードに張り付け、それを自分の席の裏側に画鋲で固定する、回転式に収納出来るようになったカンニングペーパーはまず教師に見つからない、少なくとも僕はこれで大学まで卒業できた、点数を頭脳ではなく技術力で補っていたのだ、悪知恵だけで学歴を詐称した訳だから社会人になったらポンコツがすぐにバレる、最近、頭の悪さを嫁にイジられてムカついている。