また歯が折れた、先日あずきバーに喧嘩を売って痛い目に遭ったばかりなのに、今度は飴に喧嘩を売って返り討ちに遭った、嫁と飴の食べ方で口論になり引くに引けなくなった僕は目の前でガリガリと飴を噛んで見せたのだ、僕が噛み砕いたのはのど飴で、のど飴というのは出来るだけ長く口の中でじわじわと溶かして有効成分を喉に浸透させるのが正しい食べ方だとは分かっていたが、男の変な意地にスイッチが入ってしまって噛み砕き、見事に歯が折れた、歯の一生はまず小さな虫歯から始まる、治療をして目に見えないミクロの隙間に虫歯菌が増殖して、どんどん虫歯が広がっていき神経を取り除くことになる、神経を抜いた歯は栄養が供給されないので経年劣化でいずれ折れてしまう、そして抜歯をしてブリッジか入れ歯かインプラントの選択を迫られる、歯医者さんはこうやって儲かる仕組みなのであろう、飴は最後まで舐めて食べましょう。