山から山を雲のかげは。

枝から枝へ春の鳥は。

空から空をその子の瞳は。

空より外を日なかの夢は。

(金子みすづ)

冬の間、キュッと固くしていた心と体が、春には氷が溶けるように、軟らかくなって来ます。

だからこそ、つい何時までも、ウトウトしたくなりますね。

こんなゆったりとした、日永の夢を「空よりそとを」と歌ったみすづさんは見事です。

厳しい冬の寒さがあるから、春の喜びは大きいのです。

季節は人生と似ています。



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