石垣島から送ったオリオンビール(いちばん桜缶)を飲みながら、石垣島のお話を書きましょう。
前回の西表を出発話から少し時間が空いたけど、実は一生懸命に書いていたのよ。
なのに、手違いで消してしまうこと2回。
イクさんが、そんなこと書いちゃダメさー、とでも言っているような?
いや、がんばって書く!(笑)
西表島を出発した私。
小さくなる島をずっと見ていました。 とても名残惜しかった・・・。
そして高速フェリーはお日様に照らされた青い青い海を渡り、石垣島の離島ターミナルに到着。
ここで待っていてくれる人がいます。
イクさん。
私より少し年上の、小柄な、元気あふれる女性。
競輪の師匠の箱さんがご縁で知り合った方です。
関東出身だし(すっかり言葉は島人ね!)、お子さんたちは独立して東京に住んでいるそうで、時々こちらに里帰り。
彩湖ウルトラやチャレンジ富士五湖に参加されたときにお会いしています。
ターミナルにいるってメールが入っているのにいない??
あれ?
と思ったら、ターミナルのはじっこで開催されていた石垣マラソンの写真展を見ていたようです。
慌てて走ってきました!(笑)
今日はありがとうございます、よろしくお願いしますね♪
と、イクさんにご挨拶。
お元気そうで何より。
でね、ここから先、イクさんの面白さ、天然さ、可愛らしさを、私が文章で表現するのはとても無理。
終始、爆笑だったとご想像ください。
まずは私のリクエストで川平湾へ向かいます。
「ここが石垣マラソンのコースで、海がばーーーーんって開けてきれいなところなんだけど、大会の日は雨と風が強くて、海が茶色くてがっかりしたサー」とのこと。
島の人はともかく、内地から参加したランナーは残念だっただろうね。
この日は、この時期の石垣では珍しい晴れだったので、海は青く輝いていました。
その途中にある御神崎灯台に立ち寄ってくれました。
わ! きれい!!
地球が丸く見る~♪
西表も小さく・・・ かすかに見えているような?
すでに懐かしくなっていました。
イクさんの軽自動車は坂道を越えて、川平湾へ。
おぉー! ここか。
石垣島といえばこの景色よね♪
さっそくグラスボートに乗り込みました。
・・・ 揺れる。
船底がガラス張りになっていて、そこを上からのぞく。
・・・ 気持ち悪い。
船が動いているときは大丈夫なんだけど、お魚スポットに停まると・・・
揺れる。 無理。 下なんか向けない。
他の人たちはキャーキャー嬉しそうに覗き込んでいるけど、私とイクさん二人してゲロゲロ寸前。
撒き餌をしちゃうところでした。
長い長い30分でした・・・。
もう、どこに行ってもグラスボートには乗りません。
下船して少し休憩。
そして、お昼ご飯を食べました。
イクさんが行ってみたかったという、展望台の脇のおそばやさん。
もっちろん、八重山そばです。
イクさんに八重山そばをレクチャーしてもらいました。
丸麺と平麺があり、好みで使う。
この店はイクさんの好きな丸麺でした。
焼きそばにするときは平麺がよろしいそうですが、心の中で、焼きウドンだよ・・・ とつぶやいていました。
さて、そばが運ばれてきてました。
薄切りの豚肉、ちぎった八重山かまぼこというシンプルなおそば。
やっぱりウドンでしょ・・・ と心で突っ込みを入れていると・・・
イクさんが絶叫!
「このカマボコ、石垣島の形してるぅ~!!!!!」
周りの観光客もへぇ! と振り返ります。
これは地元の人でないとわかんないよ。
ちぎったかたと思ったもん(笑)
気が付いてもらって嬉しそうなお店の人によると、特注の型で抜いているそうです。
おそばを美味しくいただいて、川平湾を後にしてドライブの続き。
今日は石垣島半分を周ってくれるそうです。
海沿いの道、対向車もほとんどなく、のんびりにぎやかに(笑)
時々展望台から写真を撮ったり。
川平湾を反対側からみたところ。
どこの展望台でもちょうどタイミングよく、観光バスと観光バスの合間の見学。
静かに美しい景色を堪能できました。
玉取崎展望台の絶景に圧倒されました。
石垣島のぐっとくびれたところ、その幅、2~3kmしかないのかな? そこをはさんで右が太平洋、左が東シナ海だそうです。
しばし、うっとり。
あとから名前を知ったけど、白保のサンゴ礁がこれまたすごい!
飛行機からメチャきれいに見えた海だな。
その美しいサンゴ礁の保護をめぐって問題が起きた新石垣空港の建設地も見学しました。
今の空港は滑走路が短い。
だから飛行機は急ブレーキで止まったでしょ?とイクさん。
ん?!
確かに、石垣空港に着陸した時、メチャ違和感を感じました。
急ブレーキといえば、そうだ、そんな感じだ!!
この話、昨日(2/11)に聞いたラジオでも話しており、あぁ、それそれ、そのこと~!と思いました。
しかし、まぁ、よくこのリーフに作ったもんだ!
これでは強い反対運動が起きたのも無理はないでしょう。
でも、新空港ができ、大きな旅客機も離発着できるようになったら、島の人も潤うだろね。
宮古島は島が団結して、あっという間に空港を大きくしたけど、石垣は計画から10年以上もかかっているとか。
できるだけリーフに影響がでないように万全な体制で空港運営して下さい、って島外のものは静かに願います☆
この後、八重山カマボコのお店へ。
あれこれあって美味しそう!
これって何?
ピパーズポーポー。
ポーポーは丸くて平っていう意味だそうです。
ピパーズは石垣島の香辛料。
買いました。
すごく食べたかったわけではないです。
(好きなゴボウ天とかいっぱい買ったし)
ピパーズポーポー。
ただ、口に出して言ってみたかっただけ(笑)
今回の旅行で、この言葉がとても心に残りました。
あとは私が野球好きなのを知っているので、野球場に連れて行ってくれました。
石垣マラソンのスタート地点であり、ただいま、千葉ロッテマリーンズがキャンプ真っ最中でしょう。
この日はキャンプインの4日前。
芝の手入れが念入りにされていました。
数年前にできたという投球練習場も広いのね~
この時季、雨が多い石垣島なので、これができて島の人たちもだいぶ安心してマリーンズを迎え入れらるようになったとか。
島の人たちの温かい気持ちが伝わる話です。
このフェンス、ただの白と青の模様だと思っちゃいましたが、これはミンサーの柄。
五つと四つの□を組み合わせで、
「いつの世までも末永く」
という意味だそうです。
石垣ではおめでたい柄(特に婚姻関係)に使われるようですね。
地元のイクさんならではの解説に感謝です。
ちょっぴりだけ、石垣に近づいた気がします。
泡盛専門店でお土産をたんまり。
オリオンビールも1ケース配達してもらいました。
買った泡盛は3種類。
もちろん、全部石垣島のものね。
西表では泡盛を作っておらず、夕飯を食べたお店では「福請」が並んでいましたので、それを1本。
その福請を使った梅酒(イクさんお勧め)も購入。 これは私のね。
(普通の梅酒よりも甘みが少なく、さっぱりした感じ。泡盛がまだ慣れないので、梅酒ソーダにして飲んでます)
沖縄県で一番高い山が於茂登岳から名をとった「於茂登(おもと)」
これもイクさんお勧め。
それと八重泉。
泡盛3本は寂しくお留守番している夫へのお土産。
もうすでに八重泉は空っぽです(笑)
そして、空港でイクさんとお別れ。
半日、お付き合い、ありがとうございました。
ここでは書ききれないほど、いっぱいいっぱい笑いました。
また遊びに行くね! こちらにいらしたときは、箱さんたちと飲みましょう!
空港のロビーで、カマボコ屋さんでイクさんが買ってくれた不思議なおにぎりを食べました。
カマボコの中に黒米が入っているの。
すっごく美味しかった!
もちろん、オリオンビールをプシュっと明けながらね♪
そして時間になり・・・
夕方の石垣島にお別れしました。
夕焼けがきれいでした。
たった3日間でしたが、とてもとてもギュっと詰まった、濃い時間を過ごせました。
沖縄フリークになった人たちの気持ちがよくわかる・・・。
私も・・・ 西表島フリークになりそうです。
この3日間の出会いと出来事と、すばらしい島の自然に感謝。
花音のお世話係してくれた夫にも、少し感謝(笑)
書き始めた時に飲んでいたビールは空になったので、沖縄限定南国チューハイ パインとシークァーサーを飲んでいるのでありました。
そして番外編へつづく。
・・・ つづくんかい!(爆)