営業という仕事がら、社内外色々なタイプの営業マンやスタッフ、お客さんと接します。

 

電話も一日50件以上するので、とにかく人と話すことが多い。

 

その中で、「この人と話してると快適だな」と思う人が何人かいます。

 

そんな「感じの良い人」にはどのような共通点があるのか、僕なりの考えを踏まえまとめてみました。

 

ちなみにこれは、ビジネスシーンだけではなく、プライベートで「この人感じ良いな」と思う人にも共通しています。

 

 

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目次

 

感じが良い人の特徴

 

Ⅰ 『感じが良い』ことのメリット

 

Ⅱ 感じが良い人の特徴

 1.表情が柔らかい

 2.身だしなみが整っている

 3.対人関係がフラット

 4.声が聞きやすい

 5.動作が落ち着いていて姿勢が良い

 6.名前を呼んでくれる

 7.質問してくれる

 8.きれいな言葉遣い

 

Ⅱ どうやったら感じが良い人になれるのか

 1.自分から挨拶してみる

 2.姿勢を良くする

 3.身だしなみ・体型を整える

 

Ⅲ 感じの良い人は周囲に価値を与えている

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感じの良い人の特徴

 

|『感じが良い』ことのメリット

 

感じの良い人というのは、人を引きつける魅力のある人のことです。

 

この人と一緒にいると安心する、自分が肯定されている気がする、だから一緒に仕事をしたい、一緒に話したい。

 

周囲に安心感を与えられるというのは、それだけで価値を生み出していると思います。

 

そのため、感じの良い人は多少作業能力が低くてもチームの中で重宝されます。

 

 

 

|感じが良い人の特徴

 

1.表情が柔らかい

 

常にはじけるような笑顔、というわけではないですが、ほほえみをたたえた柔らかい表情をしています。

 

リラックスして落ち着いている印象を与えてくれます。

 

「この人は僕と会うのを嫌がっていない」という気持ちにさせてくれます。

 

 

2.身だしなみが整っている

 

サイズの合ったスーツ、清潔感のある髪型、磨かれた靴など。

 

すっきりとさわやかな印象を相手に与えます。

 

身だしなみを整えることは、会う相手に対する最低限の礼儀です。

 

 

3.対人関係がフラット

 

僕の後輩の感じの良いA君は、相手によって態度を変えすぎません。

 

もちろん、上司に対して、同期に対しての言葉遣いなどはTPOで使い分けていますが、基本的なスタンスはあまり変わりません。

 

下に出すぎず、かといって尊大でもない。

 

常にフラットです。

 

こういう人は信頼できます。

 

 

4.声が聞きやすい

 

電話では特に重要。

 

電話口でも相手が笑顔で話しているかどうかがわかります。

 

感じの良い人というのは、聞きやすい良い声をしています。

 

トーンは人それぞれで、明るくハキハキした声や、やや低めで落ち着いたトーンなどいろいろありますが、「聞きやすい」が共通しています。

 

お腹からしっかり声を出せている印象です。

 

 

5.動作が落ち着いていて姿勢が良い

 

猫背気味でせかせか動く人と一緒にいると、こちらまで落ち着かなくなります。

 

僕がみてきた感じの良い人は、まず姿勢がよい。

 

姿勢がよいと、自信があるように見えます。

 

そして動作が落ち着いているので、相手に安心感を与えることができます。

 

 

6.名前を呼んでくれる

 

某大手企業の若手営業マンSさんは、とにかくさわやかで「ザ・感じの良い人」です。

 

Sさんと話していて気づいたことは、電話に出たときに

 

「○○さん、お世話になります。」

 

といつも僕の名前を呼んで挨拶してくれることです。

 

これは実際にやってもらうと結構嬉しいもので、一気にその人に好印象を抱きやすくなります。

 

特に、知り合い以上友達未満の関係性では効果抜群だと思います。

 

 

7.質問してくれる

 

感じが良い人は、自分が話すというよりも、こちらに質問してくれることが多いです。

 

「あなたに興味があります」というのが会話からにじみ出ています。

 

もちろん、質問内容は節度があって、相手が興味のあるものです。

 

 

8.きれいな言葉遣い

 

言葉遣いが適切で丁寧だと、その人の人間性もよくみえます。

 

仲良くなってくるとだんだん言葉遣いもくだけてきますが、それでも一定の礼儀をもって言葉を選んでくれる人は話していて気持ちが良いです。

 

 

 

 

|どうやったら感じが良い人になれるのか

 

上に挙げた内容を、いきなり全部やろうとしても、力んで不自然になってしまいます。

 

特に、元々陰キャでコミュ障の僕のような人が感じの良い人の全てをまねをしようとしても、なかなかうまくいきません。

 

僕は、要素を細かく分けて練習するようにしています。

 

 

1.自分から挨拶してみる

 

明るくさわやかでなくてもよいので、自分から挨拶するようにします。

 

相手が来てくれるのを待つのではなく、自分から歩み寄る姿勢が養われます。

 

 

2.ありがとうございます、を言うようにする

 

これも相手を尊重することにつながります。

 

感謝を述べられて悪い印象を抱く人はいません。

 

「ありがとうございます」と言うことで、強制的に表情を柔らかくする効果もあります。

 

 

3.姿勢を良くする

 

姿勢を良くすることは、今この瞬間からノーコストで始められることです。

 

意識しないとどうしても猫背気味になりやすいので、常に気にかける必要がありますが、

 

逆に言うと意識さえしていれば誰にでもできます。

 

挨拶やありがとうが気恥ずかしくて言えなくても、姿勢を良くすることぐらいならできるはずです。

 

 

4.身だしなみ・体型を整える

 

服や髪、髭を整えるのは基本ですが、僕は体型も整えたほうが良いと思います。

 

理由はいくつかあって、体型を整える過程で行う筋トレや運動によって

 

①お腹から声が出せるようになる

 

②姿勢が良くなる

 

③外見が良くなる

 

④ポジティブになる

 

からです。

 

スポーツをやっている人に感じの良い人が多いのはこのためだと思います。

 

 

 

 

|感じの良い人は周囲に価値を与えている

 

営業マンの中には、感じが悪くても稼いでいる人がいます。

 

ぶっきらぼうでも凄腕の職人さん、みたいな人達もいます。

 

なので、生きていくうえで、感じが良い人になるのは必須ではないかもしれません。

 

ですが、人間として生きていく以上、人と関わらないで生きてくのは不可能です。

 

自分と関わった人たちがポジティブになって前向きに生きていけるとしたら、それ以上の価値提供はないですよね。

 

それは自分自身の人生を肯定することにもつながります。

 

 

自分のできることを積み上げていきましょう!