サッカーとフットサルを長年続けています。

 

人生どん底の時代に、この2つにだいぶ救われました。

 

「趣味なんて意味ない」と思う時期もあったけど、仕事以外で自分が没頭できる何かがあるのは重要。

 

その理由を書いていきます。

 

 

 

-----------------------------------

目次

 

なぜ趣味を持つことが大切なのか

 

メンタルヘルスに良い趣味

1.   体を動かせるもの

2.   人と関われるもの

 

趣味活動の注意点

1.   他人と比べすぎない

2.   趣味に依存しない

 

まとめ

-----------------------------------

 

 

 

 

メンタルヘルスと趣味の関係

 

 

なぜ趣味を持つことが大切なのか

 

1.人とのつながりを保てる

 

僕が前職を退職して3か月ニート生活をしたとき、社会との関わりは9割断絶されました。

 

特にやることもないので、深夜までYou tubeでゲーム実況をみる毎日。

 

※ポッキーさんというホラーゲーム実況にドはまりしました。

 

そんな中でも、週1くらいでフットサルには行っていて、そこで出会った友人に身の上話をトツトツと話していました。

 

家族には相談できなかった。

 

もしフットサルをやっていなかったら、一人でずっと悩んで、転職活動もうまくいかなかった気がします。

 

 

 

2.「今」に集中できる

 

今の営業職に転職してまもない頃、何もかもうまくいかず、なかばうつ状態になっていました。

 

ここでも、スポーツ系の趣味をやっていたおかげでメンタルヘルス悪化を防げました。

 

サッカーをしているときは目の前の相手とボールの動きに集中しなければならないので、「昨日仕事でひどいミスしたな」「明日仕事で失敗したら・・・」と考えている余裕はありません。

 

プレーに全集中しなければならないので、過去や未来を考えない。

 

その意味では「瞑想」状態に近い。

 

スポーツで言う「ゾーンに入る」状態になればなるほど、瞑想状態に近づく。

 

また、スポーツ系の趣味はとにかく息が切れるので、苦しくて考えている余裕がそもそもない。

 

そういった時間を週に1~2回とれるだけでも、メンタルヘルス悪化を防げます。

 

 

 

 

|メンタルヘルスに良い趣味

 

 

1.体を動かせるもの

 

趣味で一番良いのはスポーツだと思っています。

 

できればチームスポーツ。

 

理由は

 

① 体が健康になる

 

②適度な運動で精神疲労がとれる

 

③運動している最中は瞑想状態に近い

 

からです。

 

まず運動をすることで体型が整い、自分に自信がつきます。

 

運動への集中は「瞑想」に近いので、運動が終わった後は気分がすっきりしています。

 

チームスポーツを推す理由は、コミュニティができるからと、競技中に声を出すからです。

 

大声を出すだけでストレス発散になります。

 

やりがちなミスは、すぐ結果を出したいからといって、最初からいきなり激しい運動をしてしまうこと。

 

こうすると続かないし、なによりケガをしてメンタルヘルスが悪化します。

 

また、あまりに競技性を高めてしまうと、スタメン争いに敗れた時や、タイム向上ができないときに落ちこんで、メンタルヘルスが悪化します。

 

良いメンタルトレーニングにはなると思いますが、のめりこみすぎは注意。

 

 

2. 人と関われるもの

 

仕事や家族以外に、複数のコミュニティを持つことは人生戦略として大事です。

 

個人的にはやはりチームスポーツがおすすめ。

 

あとは音楽活動や、文科系の活動も人と関わるのであれば良いと思います。

 

写真なんかも、SNSにアップするとか、他者と交流ができるように工夫すれば良いと思います。

 

コミュニケーションの練習にもなる。

 

一人で没頭するのもある程度良いとは思いますが、行き過ぎると一匹オオカミの偏屈人間になる。

 

ちなみに僕は長らく一匹オオカミタイプで、部活でも一人で自主練ばかりして、チームメイトとコンビネーションがとれずにずっとベンチでした。

 

人と関わるのがどうしてもいやなら、写真でも陶芸でも絵でも、それで金を稼げるレベルのスキルや知識を身に着けるくらいの意識で取り組んだ方が良いと思います。

 

 

 

趣味活動の注意点

 

1.他人と比べすぎない

 

スポーツあるあるですが、「俺はあいつよりうまい」とか「こんなテクニックができる」みたいな、どんぐりの背比べが始まると、メンタルヘルスが悪化します。

 

SNSで、みんなより盛れてる写真をアップしなきゃ、みたいな。

 

こうなってしまうと、「人と関わる」のが悪い方向に作用します。

 

そうなるとだんだん心がすり減るので、過度に人と比べるのは避けて、自分の楽しめる範囲で競争するのが一番。

 

難しいですけどね。

 

過剰に人の目を気にしてるな、と思ったら、しばらくその趣味から離れることをお勧めします。

 

 

 

2.趣味に依存しない

 

僕が営業職で上手くいかずに病んでいたころ、フットサルをやった次の日は「仕事つらいけど頑張ってみよう」と思えました。

 

しかし、これが行き過ぎて「俺には趣味がある。仕事なんてどうでもいい」と、趣味に逃げてしまうと意味がない。

 

それはただの現実逃避です。

 

趣味はあくまで趣味であって、生活の糧を得るための活動ではない。

 

そこをはき違えてしまうと、メンタルヘルスは改善されません。

 

逆に、趣味と現実のギャップに苦しみ、ますますメンタルヘルスが悪化します。

 

 

 

趣味を見つけてメンタルヘルスを整える

 

いろいろ書いてきましたが、シンプルに好きなことをやることは気持ちよいし楽しい。

 

これ以上メンタルヘルスに良いことはないと思います。

 

その中で色々な人とのつながりができれば仕事にも活きるし、運動をすれば健康になって人生に好影響がある。

 

「どうやったらうまくなれるか」と工夫するのは、仕事でも対人コミュニケーションも同じ。

 

僕はサッカーをやっていて本当によかったと思っています。

 

 

いつかロベルト・バッジオのように、人に勇気と情熱を与えられるような人間になるのが目標です!

 

ロベルト・バッジオの名言

「考えられうる選択肢の中で、一番難しいものを選ぶ」