まだまだ続くミュージカルネタです。


会場の反対側についたので歩道橋を渡って、終演が22時30分ごろになるのではないかと思わるので、帰りのバス停をチェック
Google MAPで位置情報が出る様になって、バスの時間まで出るから私でも慣れる様になり、本当に便利。
コネストの地図とかどうも使いこなせなかったのよ。
バス停が会場の裏口の近くにあり、会場に行こうとしたらなにやら声が聞こえてきて、あれ?出待ちかなと声がする方に向かっていったら、そこそこの人が裏口で出待ちをしていました。
私は早く会場の中に入って、人がいない所でパネルの写真を撮って、中の涼しい椅子に座って待とうと思って会場へ
館内にウンテさんの次回作の動画が流れていました。
Kinky Bootsに9/7から出演。
怪物から↓の役へふり幅凄い。
アンリ/怪物がかなり魂を削られる役だったので、逆にローラという全く違う役でよいのかも。
でもフランケンの本番とKinky Bootsの練習が同時期だっただと思うから、かなり大変だよね。
まだキュヒョンさんとカイさんのマッコンが終わっていなかったのでパネルがあったのでパチリ
写真も撮り終わったので、受付が始まるまで廊下の椅子に座っていましょと思ったら、ここ中の音丸聞こえでした。
カーテンコールで最後の日だったので何かお話をされているのが聞こえてきました。
しばらく座っていると最後のオケピの音が聞こえてきたと思ったら、すぐ横のドアがあき中からお大勢の客さんがすごい勢いで出てきて裏口の方に走っていきました。
なんだか私もつられて走った
人間の心理かしらね、行かなきゃいけない気持ちになった😅
裏口の出待ちだった様ですが、確かキュヒョンさんは出待ち禁止とXでみたような…
しばらくするとキュヒョンさんは着たけれど、ちょっと手を振ってすっと車に乗っていきました。
「ハジマビクター」と劇中のセリフを言う女の子がいて、なんだかその流れで劇中の歌をそこにいた人が歌いだす和やかな雰囲気の中ぇキュヒョンさんは去っていき、でもだれも帰ろうとしないから、どうやらこの人たちのお目当てはアンリ役のカイさんなんだなと思っていたら、カイさん登場。
やはり皆さんカイさんをお待ちだったみたいで、カイさんは皆さんの前でご挨拶。
可愛らしい方ね。
↓の下の眼鏡の方よ。
人気なのね、私も少しだけお話聞かせていただきました。(全くわからなかったけど(^^;)
ソウル大学声楽課卒業で日本も含めたワールドツアーとかもしているらしいです。
回を重ねるごとに素敵になるウンテさん
この日は2階の4列目だけれど左よりのお席。
ブルースクエアは1階席は傾斜がないので後ろの方は背の高い方がいるとみにくいという口コミでした。
2階席はとても見やすかったよ。
もう少し後ろになってもよいから真ん中の席をとった方が良かった。
そして、アンリ(怪物)は上手を向いている事が多いので、真ん中から右寄りの席を次は取ろうと思ったよ(既に次回行く気満々)
さて、マッコンの感想ですが。
このペアは昔も出演していたので過去映像があるのよね
10年前の映像です。
この酒場のシーン大好き。
ジュンサンさんが踊りだす所の表情とか動作がさすがベテランジュンサンさんという演技で、ウンテさんも誠実で優しそうなアンリがよくでていると思うわ。
テレビドラマなど出演しているので、そういった表現も特にうまいのだと思うわ。
ただ、今回少し心配もあったのよ。
このミュージカルのナンバーの曲は難しくて、あの低音が超絶上手いドンソクさんでさえ、どうしてこんなに難しい曲なのか、このミュージカルが終わると声が枯れるとおっしゃっていたのね。
で、↓の映像を見てもらうとわかると思うけれど、ジュンサンさんドラマとかも多く出ているからミュージカルに専念している俳優さんでないので、やはり音域、声量が他のビクター役の方より足りないかなと。
特にビクターの歌う曲は低音が多いのだけど低音が出にくいみたい。
あとは年齢も1969年生まれだから55歳。
10年前はよかったけれど、ちょっとビクターをやるにはお年をとりすぎちゃったかなと。
ウンテさんが1981年の43歳のベテランコンビです。
でもそんな心配は杞憂でした。
終わってから私が興奮してチングちゃんに送った内容をそのまま添付した方が伝わるかな
☆
もうマッコン最高でした^ ^
今まで2回観た時と全然違う。
やはりベテラン二人(ジュンサン、ウンテ)だと物語の厚みがでる。
ジュンサンさんは他の3人のビクターが歌が皆上手いから心配していたけれど、前回出演した10年前よりかなり歌が上手くなってた。
さらに小芝居が上手くて、歌う所でも細かい表情とか仕草が味があるのよ。
ベテランの妙だね。
痩せて若々しくなっていたし。
そして、ウンテさんのアンリが素晴らしすぎて。
ミュージカル界の神と言われているのがわかる。
声に誠実さが溢れてるの。
慈愛も。
で、全くぶれない歌唱力とこちらも細かい演技が上手くて。
正直今までの人達は歌は上手いけど、何故二人が惹かれあっていくのかがわかりにくかったけれど、この二人だとよくわかった。
ウンテさんはファンにならずにはいられない。
なんかすんちゃんに少し似ていて、声もにてるのよね。
最後アンサンブルさんまで一人一人、名前とどんな場面で出ていたかを紹介してとても良いマッコンだった。
アンサンブルさん達もとても嬉しそうだった。
ジュンサンさんもウンテさんも流石だった。
解釈がそれぞれ違うからセリフも自分で細かいところは変えて良いから、他の方とは違った表現になっていて更に感動した。
ジュンサンさんの最期のセリフも行動も他の人の解釈と違って、最期に報われた結末でより涙が出てきたよ。
ウンテさんの歌声はほんと神。
ウンテさんも表現が細かくて素晴らしい
何度も歌の歌い終わりで拍手喝采があったけれど、今日は劇の途中なのに、ダブルアンコールなみの爆発する長い拍手で、とにかく凄かった。
今日のジュンサンさんさんを見ていて、ミュージカルって歌が上手いだけじゃないんだと思ったよ。
チングちゃんいわく歌が上手いだけが良いのではないのだよね、醸し出す雰囲気とかそういうのが大切って本当にそう思った。(ゴンミョンさんとかもそう)
ドンウンペアをみたらどんな感想になったかなと思うととても残念だけど、何年後かに2人が出演してくれるときには絶対行こうと思ってる。
☆
こんな感じで興奮して送ったの。
ちなみに、終わったのは22時45分でした。
ジュンサンさん本当に歌が上手くなっていてビックリ。
相当練習を積んだのではないかなと思っていたら、終わった感想の記事が出ていてそこにジュンサンさんがこう書いていました。
「公演がなかった年でも一人でフランケンシュタインの練習をするほどまたこの公演をする日だけを待っていた。こうしてまたできるようになってとても幸せだったし感謝する。」
ずっと出たくて練習していたのだね。
練習の成果が表れていたよ。
歌も安定してきて、そして演技はだれよりもお上手でした。
まず登場から熱血漢のビクターなの。
ジュンサンさんが舞台に登場すると、彼に皆が引き寄せられるオーラを持っていました。
他のビクターと違って、最初にアンリを見つけた時に大喜びで近寄っていくのよ。
やっと見つけられた!って感じで。
他のビクターはその気持ちはあるのだけど、それを見せないでニヒルにしているって感じかな。
あんなに手放しで喜ばれたらアンリ心が動くよねと思った。
(ドンソクさんのビクターは動画でした観たことないけれど、あのカリスマな所に惹かれるのだと思う)
あと、お痩せになったのか髪とかも若く見えるようにしていたよ。
ウンテさんと一番年が近いのもあるけれど、年齢の違和感は全くなかった。
2幕で結婚式をあげるのだけど、若いジュリアと並んでもそれほど違和感もなかった。
他にも他の2人のビクターと解釈が違うなと思う所も随所にあったの。アドリブも。
怪物が逃げて、それを追いかけて、怪物が復讐の為に自分の周りの人を殺してしまって追いかけていくときも、ジュンサンさんのビクターは、やはり怪物の中にアンリは残っていると信じていると感じられたな。
アンリと怪物の間で苦悩しているのが伝わったし、怪物を殺してしまいたかったのではないと思えた。
そしてウンテさん。
彼自身も誠実な方なのだろうなと思えるのだけど、私の中ではウンテ=アンリそのものでした。
誠実で思いやりがあって、真面目で、それ故に世渡りが下手そうで、怪物になってからも、やはりアンリだと思える様な演技でした。
一幕でビクターとの酒場のシーン。
実験がうまくいかなくて、酔いつぶれて酒場の人と揉めてしまっている所に登場して、自分がここのお会計は持つからと言って、酒場の人たちの気持ちをおさめるシーンでも、説得力があるのよね。
こんなふうに、この人に言われたら、怒っている気持ちもなくなるよねって思えるような声のトーンと喋り方。
その後、ビクターを元気付けるように歌い出すところとか、比べてはいけないけれど、前日のアンリの方は歌は上手いけれどまだ若さ故に味がないというか、説得力に欠けるの。
(きっとこれから経験と年齢を重ねると、演技にも厚みが出ると思います)
こうやって、ビクターにとってアンリがなくてはならないものになっていたんだなとウンテさんのアンリは思えた。
ビクターが自分を慕っていた村の若い男の子を殺されてしまった時、その犯人を怒って殺してしまったのね(結構ビクターもどうしようもない奴かも)。
その罪をアンリが被って捕まり断頭台に連れていかれる時のこの歌。
これは10年前にウンテさんが演じたとき。
罪を被ったのは、ビクターが死んでしまったら研究は続けられなくなるから。
この歌の歌詞の概要
(訳して頂いている方ありがとうございます)
初めて会ったときのことを覚えてる?
君に出会った瞬間が奇跡のようだ。
夢見る君の瞳から僕は目をそらすことができなかった。
君の信念や意思が強烈に私を捉えた。 出会った日に決められていた運命だった。
あの日、君に会えていなければ生き残った僕の人生もなかっただろう。
約束してくれ。
共に夢見ることができたなら、死んでもいい幸せだ。
僕が信じていた全てを捨てて、君の夢の中で生きられるなら僕は
死んでも大丈夫幸せだ。
君と共に、新しい世界を創造できれば僕は
君の夢の中で生きたい
そんな感じで歌って断頭台に登っていくの。
最期はウンテアンリは微笑んでいました。
最後、歌い上げて終わるので、他の方のアンリの動画を見ていると、歌い上げることの方に意識を囚われすぎて、どういった感情なのかが読み取ることが難しい。
ビクターの代わりになくなる事に喜びと、でもやはり複雑な感情も湧き上がるアンリを見事に表現していました。
後は怪物になってからの演技もすごかった。
人造人間になる機械に入っている時に電気を通されて震えるからだとかもそうだし、他の人の肢体をつぎはぎした身体を動かす動かし方もだし。
息も苦しそう。
あのアンリ役の方がここまでと最初は衝撃を受けました。
ウンテさんの演じる怪物は可哀そうすぎて涙なしではみられませんでした。
実際ウンテさんも涙を流して歌っていたし。
これは今回のウンテ怪物です。
で、他のアンリと一番の違いが、
↑の4:30秒からの場面で、ビクター、ビクター、と4回ははっきりとこの日は言っていました。
完全にアンリの記憶がよみがえったのよね。
その後の慟哭が切なくて、胸が苦しくて苦しくて。
ビクターを求めてウンテさんはその感情もこめつつ歌い上げているのよね。
涙を流して…
もうここからはこちらも涙が止まりませんでした。
このミュージカルは本当につらい場面が多いのよ。
ウンテさんがインタビューで魂を削って演技をするミュージカルだけれど、皆さんも魂を削って見てくれてありがとうございましたと言っていたみたいですが、観ている側も一緒になって胸が痛くなるの。
震える手とか、アンリの記憶がよみがえって、ビクターの名を呼び、怪物として生まれ変わった時に自分をビクターが殺そうとした事を思い出した時の表情とかその後の悲しみの歌とか、なんて表現したらいいのだろう、こんなに心を打たれる魂のこもった演技と歌に出会える事ってなかなかないなと思った。
(でも、あったよね私達)
この日ウンテさんの歌声を聞きながら、心の中で
「どうしよう…困った。私はこの声を聴きたくてこれから韓国にたびたび行きたくなっちゃうだろうな」と思った。
こう思えた人にであったのは二人目(一人は読者さんならわかるよね)
場面によっていろいろな声質と歌い方、セリフ回しが出来る人なのよね。
そして、この二人は最後の北極での結末が他の人とは違った。
一般的には怪物は復讐の為にビクターの周りの人を殺して、最後はビクターを一人北極に取り残されるように自分がビクターに殺されたという解釈が多いのかもしれないけれど、
ジュンサンビクターとウンテ怪物は、ビクターとアンリと怪物が北極で繋がった結末に思えた。
ビクターは最初からずっとアンリを求めていたし、怪物になってもアンリがそこにはいると信じていたと感じられた。
怪物も最初はアンリの記憶がなかったけれど、ウンテ怪物は完全にアンリが覚醒して、ビクターが来てくれるのを求めて北極でまっていたのだと思う。
そこには二人しかいないから。
途中で迷子の男の子を湖に怪物が落としてしまう場面があるのだけれど、あの場面も幻想なのじゃないかな。
男の子は子供のころのビクターで、大人になって苦しんで人造人間を作る事になるビクターにさせない為にという幻想で突き落としたのかなと思えたけれど。
北極で出会えた時にお互い殺しあうみたいになっていたけれど、会えた時に嬉しそうというか二人ともホッとした感じに見えた。
やっと会えたって。
この先自分の様な怪物を作らせない為、ここまで来たら死しかなかったのだろうけれど、でもやっとビクターとアンリとして再会できたのよね。
最後怪物が今までビクターの事を創造主と呼んでいたのを「ビクター」と呼びかけ、ビクターも「アンリ!」と呼び、最後はビクターの腕の中でなくなる事が出来て、アンリは幸せそうな表情をしていた様に思えた。
北極のシーンでは、あんなに曲ごとに大歓声をを上げていた会場が何一つ聞き逃すまいとシーンと静まり返ってた。
報われない内容のミュージカルで、観ると苦しくなるけれど、でも音楽もキャストも脚本もセットも素晴らしくて何度み見たくなるミュージカルだと思っていた。
実際、そういう感想を書いている方もいられました。
でと、この2人のフランケンシュタインは報われたと思えた結末でした。
良かったとき思えた。
と思ったら、ウンテさんが終わった後のインタビューでこう言っていました。
「公演をしながら怪物とアンリの心をたくさん考えるようになった。そこではビクターとアンリ、怪物みんなしあわせになれるんじゃないかと思う。」
やはりそう思って演じていたのね。
そして、それが一番わかったのがジュンサンビクターとのマッコンでした。
(ドンソクさんとの回を見ていないのでわからないのが悲しい)
私に、韓国初一人旅を決断させたミュージカル「フランケンシュタイン」
私をフランケンシュタイン沼にはまらせたミュージカル。
思い切って行ってよかった。
そして、韓国ミュージカル沼にも片足を突っ込んでしまったのかもしれないです。
この出会いはタイミング的にも必然だったのかも。
次回、きっとまた再演があると思うので、その時には必ずまた観に行こう。
出来れば全キャストを観たい、仕事の都合がつけば1週間くらい滞在して観たいと思えるミュージカルとなりました。
最後に、プリ以外でこの感想を読まれた方へ
韓国語もわからず、キャストさんもジュンサンさん以外はお初の方で、フランケンも今年が初めての私の感想です。
思い違いや、考察違いなどあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
そして、この感想を読んで、次にあったら観てみようかなと思える方が一人でも増えたら嬉しいです。
ありがとうございました。
素敵なウンテさん置いておきます。
この胸筋が素晴らしいよね。
歌と演技のレッスンを週に3~4回はしているという事ですが、身体も鍛えているのだろうな。
この日ではありませんが、ジュンサンさんとウンテさんのカテコをお借りしました。
マッコンの後のお二人
最後の集合写真。
この子役ちゃん二人ともめっちゃ歌も演技もうまかったです。
最後の挨拶の時にビクターの子供時代を演じた男の子が、おおきくなって大人のビクターをやりたいと言ったのがなんとなくわかり、会場もキャストさんも皆さん拍手していたよ。
ジュンサンさんのマッコン後の退勤
驚いた事に希望される方すごい人数だったのに、皆さんにサインや写真をされていました。
私もしていただきたかったけれど、プログラムは日本においてきたし、皆さん半券にサインお願いしていたけれどなんだかそれも悪い気がして、そしてバスの時間もき気になったので動画だけ取られせていただきました。
書き終えたら朝の5時15分でした。
そして公開してみたら、途中でウトウトしていたのでウンテアンリの感想が消えていて公開は断念。
今日は日曜とはいえ、さすがに…
では、またね(^^♪
多分次もミュージカルネタか、韓国旅行レポになると思います。
P.S
4月は君の嘘も同じ日にマッコンだったね。
私は先月見たホンジェの記憶で満足したので、韓国にいたのに行かなかったけれどごめんね。
実りのあるミュージカルだった様で(特にジェジ)、それが始球式に二人で呼ばれるという事にも繋がったのかなと。
良かったね。
https://m.qoo10.jp/su/1423356011/Q000131663
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