今日は神戸市立本庄小学校におじゃましました。6年生109人にものづくり体験で目覚ましの針を付けてもらいます。

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 大正12年の本庄小学校です。控え室に飾ってありました。『今の校舎の写真は?』 へへへ、後で撮ろうと思って忘れてました。

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  永濱修師匠のお話から始まります。阪神淡路大震災の話です。この本庄小学校も被害に合い、校舎が使えなくなり、暫くはプレハブの教室やったそうです。当時の6年生がもう29歳です。ついこないだの事のようなんですが。

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 みんな永濱さんの話に聞き入ってます。

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 今日は、いつもの重栖貞夫さんと、私は始めてお会いする淡路洲本市の三野実さんです。
 

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  震災で動かなくなったホール時計の修理の依頼を受けて、永濱さんと重栖さんが治したのが本庄小学校とのご縁やそうです。あちこち治してはります。このお二人。
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 作業開始です。目覚ましの針が外してあります。これを取り付けるのですが、目安針(目覚ましの針)と時針をきちっとあわせなくてはなりません。
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 簡単なようですが、勘違いすると迷路にはまります。
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 三野さんも忙しそうです。写真を撮ってたら後ろから声がかかります。『おっちゃん、針がずれてる。』 「そらあんたがずらして入れたからや。」 『ええ?ちゃんと重ねたのに。』 「なるほど解った。とりあえず、針を全部外そう。」
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 なにしろ4人ですから、4人で100人は厳しい。てんてこまいです。相談しながらやってます。ええこっちゃ。SOSが出るまでほっておきます。
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 そろそろ針付けが完了してます。さて次は時計の周りのデコレーションです。それはまた明日。