みなさんの夢はなんですか。
将来なりたいものはありますか。
小学生の頃、
私にはなりたいものが
たくさんありました。
学校の先生、ケーキ屋さん、お花屋さん、
魔法使い、ジャッキー・チェン…。
後半「?」というものが並びましたが、
理由もはっきりと覚えています。
子どものときに見たアニメでは、
魔法使いといえば、
一見普通の女の子で
周囲にはその正体を隠している
という設定が多かったのですが、
「私ならみんなの前で魔法を使うのに…!」
と思ったものでした。
ジャッキー・チェン氏に関しては、
カンフーや演技への憧れもあったものの、
それより何より、
映画のエンドロールのNGシーンが大好きで、
「私もあの何度も同じところで失敗して
謝るというのがやりたい!」
と真剣に思っていました。
そのあたりのことが
今の自分につながっているかどうかは
わかりませんが、
いずれにしても、子どもの頃の夢というのは
自由で奔放で楽しいですね。
さて、そんな子ども時代を過ぎて
大人になった今、
なりたいものはあるでしょうか。
「○○○になりたい」
と、すっと出てくるといいですね。
でも「○○○になりたい」だけでは
十分ではありません。
「どんな」○○○になりたいか、
が大切だと思います。
例えば、ある人の夢が
「パン屋さんになりたい」
だったとしましょう。
その場合の「どんな」とは、
「世界で一番やわらかいパンを作るパン屋さん」とか
「メイド・イン・ジャパンのフランスパンを焼くパン屋さん」
といった具合です。
どんな○○○になりたいか
がはっきりしたところで、
次に大事なのは、
「何がしたいか」です。
つまり、こういうことです。
「世界で一番やわらかいパン
を作るパン屋さんになって、
入れ歯で困っているお年寄りに
喜んでもらいたい」
「メイド・イン・ジャパンのフランスパン
を焼くパン屋さんになって、
日本在住の、もしくは旅行中のフランス人に、
“これぞ日本のプランスパン”
というものを食べてもらいたい」
そうすると、
柔らかさを出す方法を学ぶために
まずはケーキ屋さんで修業しようとか、
今のうちからフランス語を勉強しておこう、
といったふうに、
やるべきことも洗い出されてきます。
また、お年寄りに喜んでもらうことこそが
自分の目標であるとわかったなら、
パン屋さんでなくても、
憩いのスペースやイベントを企画するとか、
お年寄り向けの小冊子を作るとか、
別の方法で、更に自分の能力を活かせる道が
あるかもしれないということに
考えが至るわけです。
さあ、みなさん、
あなたの夢はなんですか?
どんな○○○になって、そして何がしたいですか?
