るろうに剣心
THE BEGINNING

普通に初日午前中に行こうと思ってた、るろ剣。急遽、舞台挨拶中継がライビュであると知り、そっちに行くことにした。舞台挨拶を生で見るのいつぶりだろ…なかなか地方、とくに地元ではやることはほとんどないから中継はありがたい。隣の仙台でやったジュウオウジャーの舞台挨拶ぶりかも。2016年…え?5年ぶり?

中継が繋がり、そわそわしてるとMCが始まり、江口洋介、村上虹郎、佐藤健、有村架純、北村一輝、大友啓史の順で登壇。健くんと架純ちゃんが着物で「…ッ」声にならない声出た。虹郎くんもちょっと和服っぽい洋服でいい感じだった。江口さんは相変わらずカッコイイし、北村さんはいるだけで存在感あるし、監督は饒舌だったw

健くんの灰色の着物に黒の羽織、黒のインナーにパールのネックレス、黒のブーツ。もうカッコイイしかない。でも気のせいか声が枯れてたように聞こえたんだけど風邪気味だったのかな。

架純ちゃんの振り袖、振り袖にしてはシックな柄で珍しい感じがした。普通だと暖色系着そうだけどあの色にしたのは、巴のイメージを残したかったとかだったらエモいね。

トークのなかで架純ちゃんが虹郎くんに聞いた「前、共演したときにハマっていたカメラってまだやってるの?」から「もうあれはやめました!」「え!!?!?」がツボだったw

健くんが架純ちゃんを見るなり「ロボットみたいでここ巻いてあげたいんですよ。ほらここ巻いたらもっとテンションあがりそうじゃないですか」「緊張してるんです…」と架純ちゃんをぐるっと回して、帯を回したらもっと喋りそうだし動きそう、その気持ちわかる。こんな感じのやりとりがほっこりしたなぁ。

健くんの体力が最後までなんで持てたのかと言う質問に、FINALとBEGINNINGをほぼ同時に撮影してて、それぞれ撮影するときに新鮮な気持ちでスイッチが入ったからで、FINALだけ撮ってたら持たなかったかも、と。

江口さんも新撰組の時は着物で髪が長くて、FINALのときは服を着てたりして全然違うから…あとはなんとか気力でできた、と。

虹郎くんは出番の少ない沖田でも気持ちの入れ方がやべぇな、と思ったのは、原作全部読んでないとわからない描写を言ってた。沖田のビジュアルが原作と違うから…………の話のあとが熱すぎて覚えてない。とにかく熱量は伝わった。

北村さんは……………あれ、何言ってたっけ?あー記憶力戻ってこーい!

とりま、健くんがスタッフの方が大変な思いで作ってくれた小道具の欠けた茶碗の欠けた部分をカメラに映るように持ってたところがさすが!と言い、それを受けた北村さんが照れてたの可愛かったな………そんなラスボスが持ってた茶碗ね………………見逃したよね!!!!!また行かなきゃ〜

監督もロケハンの話とかしてくれて楽しかった。撮影裏話、撮影風景、ようはメイキング好きマンとしては凄く嬉しかった!





本編感想。

結末がわかるBEGINNING。その瞬間まで辿る剣心と巴の時間。つねにたまらない気持ちが付きまとう。もう、時間軸無視して言います。

「刀を持っても絶対あなたを斬ることはない。絶対」って誓った剣心が見えなかったとはいえ巴も一緒に斬ってしまったこと。たくさんの人を殺めてしまったこの手で自分の愛した人も斬ってしまった。騙された裏切られたと思っていた巴が剣心を守ったかたちで斬ってしまった。白い雪のうえに赤い血で倒れてる巴をぼんやり認識した剣心の視線がしんどかった…そもそも雪が出るシーンってしんどくなるの多くない?

巴の命が尽きたあと何日立ってるんだ…布団に寝かせて何日自分を責めてるんだ…巴が眠ってる近くで昔のような寝方になってたのもしんどい。せっかく幸せな時間が持てたのに逆戻り。そして、愛した人と幸せだった場所を自分の手で消したあのシーン。悲しいけど炎と剣心が絶妙でかっこよかったんだよね。

また人斬り抜刀斎として生き始めた剣心が、やっと新時代になった、これでもう人を斬らなくていい時代になった、と血に塗られた刀を地面に刺し、その場を去っていった最初のシーンになる。

もう、また見直したくなるじゃんかー。いや、みる。みなくちゃいけない使命が残る映画。

と思うがまま書いたら、ものすごく長くなってたw
まぁ、自分の記録用だからいっか。


あっ、あと、緋村と雪代って、緋色と白色、あったかい色とつめたい色だから交わるとちょうど良いというか、合うというか、もとから二人は繋がる運命だったのかな、なんて思ってみたり。

脇役にいろんな人が出てたから、ここも注意して見直したい。セットとか小物とか細かいものにも注目したい。


最終章記念にウェファーチョコ買ったら



剣心だった!かわいい。

初日のうちに感想書くつもりが過ぎてた…!