84日、吾輩は赤坂BLITZにて「音楽のじかん」というイヴェントの一時間目の講師としてFUNKY MONKEY BABYSとともに出演した。イヴェントの詳細はどこか他のsiteにて知ってくれたまえ。で、昨日吾輩がステージの上で言いそびれたことを幾つかここで。

FUNKY MONKEY BABYSは、通称「ファンモン」と呼ばれているらしい。じゃあ、今日は

「デーモンとファンモンとで、もんもんとなって帰りやがれ!」。言わなくて良かった? あっそう。じゃあ好判断だったんだな。

*何年か前、吾輩が初めて今回共演のFUNKY MONKEY BABYSという名前を耳にした時に思ったこと。それは、このグループの中心にいる誰かはうちのファンなのではないのかな・・・?

なぜそう思ったかの理由については、以下を読んでくれたまえ。

*吾輩にとってのFUNKY MONKEY BABYS。魔暦12(1987)年、今を去ること24年前、聖飢魔Ⅱが発布した第四大教典「BIG TIME CHANGES1曲目「Rockn Roll Prisoner]の曲中に『架空のバンドが自己紹介する場面』があり、そのバンドの名前がFUNKY MONKEY BABYS。嘘だと思う輩は、この曲を聴いてみよ。

これは単なる偶然なのか?何らかの因縁を感じる。

*もっと言ってしまうと、聖飢魔Ⅱの第四大教典BIG TIME CHANGESのタイトル曲「BIG TIME CHANGES」は聖飢魔Ⅱの代表曲の一つである。この曲の作詞にあたり我々は、とある怪人の協力を得たのであるが、その怪人のペンネームは「ファンキーモンキーベイビーズ」であり、大教典のクレジットには今でもそのまま記載されている。よって、吾輩の古くからの信奉者の中には、今回「音楽のじかん」の出演者リストを見て、その「BIG TIME CHANGES」関係の「ファンキーモンキーベイビーズ」氏が24年ぶりにヴェールを脱いで共演するのだと思った者が少なからずいたと、耳にしている。

これは単なる偶然なのか?何らかの因縁を感じる。

84日の「音楽のじかん」ステージで吾輩は「朗読」を行うなど、客席が静粛であることが望まれる出し物をいくつか披露した。いつも吾輩を応援してくれている諸君にとっては珍しくない演目ではあるが、客席の半分…いやきっと6割強はFUNKY MONKEY BABYS:『ファンモン』のファンだったと思う。開演前に思っていたこと、それは「これらの演目は大丈夫なのか?」。

結論から先に言ってしまうと、彼女ら彼らのマナーの良さに感服した。盛り上げるべきところは盛り上がり、静かにしているべき場面では本当に静かになる。アウェイの吾輩からすれば理想的な客席であった。どの演目も滞りなく演ることが出来た。すばらしい。

そう言えば…と思いだす。吾輩の信奉者たちの多くがまだ高校生とか20歳台の前半だったニジュぅ…ゲホッ、xyzxyz#%♭=$“@×〒xx…な…7年?くらい前?、 聖飢魔Ⅱの「信者」は他の共演アーティストからとても評判が良かったな、と。それは、「お目当て(聖飢魔Ⅱ)ではないアーティストが出ている時でも、ちゃんとステージに向き合う」客であったから。我々の自慢の「信者」はいつもバックステージで「いい客だね~」と他のアーティスツから言われ続けてきた。限りなく100%の確率で。

で、今回逆の立場で「ファンモンの客、いい客だね!」を言っている吾輩がここにいる。

「形は違うけれども、本質はそんなに変わらない」

昨日ステージの上で「伝統文化」について語った際、吾輩は「心や魂が引き継がれることの方が形を守ることに固執するよりも重要である、という考え方が『伝統を守るということ』」といった内容のことを述べた。

「閣下とファンモン。どうしてこんなに客層の違う二つを共演にしたのだろう?」という声をいくつか見聴きしたが、案外必然だったのかもよ。

ウハハハハ…、ではまたWebRock