昨8月19日の15時ころ。吾輩がニッポン放送(東京・有楽町)のレギュラーの生放送「ごごばん」出演を終え、次回の打ち合わせなどをしていたところ、番組スタッフが

「こんなところに閣下が出ていらっしゃいますよ」と新聞紙を持ってきた。見ると第一面・新聞名横の目次的な欄に吾輩の写真が切り抜きで載っている。読売新聞・夕刊(多分全国版8月19日付)だ。

「今日の夕刊だ…何だこれ?」特に取材をされた覚えもないので「何か悪いことでもバレたのかな?」などと軽口を飛ばしつつ、記事が書かれているベージを急ぎめくる。そこには更に別の吾輩の全身写真があり、去る北海道の『RISING SUN ROCK FESTIVAL(8/13)』のレポートが記されていた。読み進めると記事は特に我々聖飢魔llについて実に好意的に書かれており「なかなか見る目のある記者じゃないか…採用したデスクも偉いゾ」と吾輩は心のなかで思ったが、口には出さなかった。

Webでもこの『RSR-Fes.』での聖飢魔llについて好意的な評はちらほらと見かけていたが、吾輩はどの文章にも何か物足りなさを感じていた。一方この日の読売の記事は「痒いところに手が届いた」印象を受けた。それは、同じ褒めてくれる文章だとしても、筆者は「何が」「どう」聖飢魔llが他と違うと思ったのか、具体的な理由が明確に記されていたからである。さすが、プロの文章は一味違う。

いずれにせよ放送局に届けられた夕刊の現物を見て、吾輩は初めてこの記事の存在を知ったのであるが、もう30分前に当該記事の掲載を知っていたならば生放送で紹介できたのに、と残念にも思った。「悪口じゃないんだからあらかじめ教えてくれれば良いのに」と。

もう翌日になってしまったが、新聞の配送事務所に直接行くなど今からでも入手する方法は色々あるようなので、興味を持った諸君は件の夕刊記事を読んでみてくれたまえ。

ではまたWebRock!