先週から、天皇退位の制度がどうなるとか、そんな事は決まっていないだとかのニュースが駆けめぐっていて、その勢い 「次の元号は何になるか」 という話題が各方面で取り上げられているわけである。
「頭文字はM・T・S・Hではないだろう」 とか 「片方の字は今まで例のある字ではないか」 とか言われているが、
「この際、元号は止める」 と、何故誰も言わないのかね? 選択肢にも挙げられないのは、何か意図的なものが感じられてならない。
吾輩が、以前から述べているように日本人は元号が存在するせいでえらく損をしている。
まず第一に、 外国では一切通じないのでいちいち変換が必要になる。
国内でも、元号で書かれている場合と基督歴で書かれている場合があるので、しばしば変換が必要だろう。 1回平均10秒で変換できるとしても、1日1回平均あるとしたら、1年間に約1時間が費やされる事になる。 1億人分なら1億時間だ。
第二に、長期計画を立てるときに、後から見たら何の事やら分からない。
新幹線計画などで 「昭和78年開通を目指して...」 などというものを見たことはないかね?
「いつだよ、昭和78年!!」
同様、第三に、2回以上の改元を経るとどれくらい前なのかわからない。 諸君、「昭和55年は何年前か?」 「明治13年が何年前か?」 10秒以内にわかるかね? 明治ならまだしも、「東日本大震災と同じような地震が貞観11年にも起きていた」 と言われても、どれくらい前の事だか、見当もつかない。
他国で通用しないだけなら現代の他国にも例あるのでともかく、王が変わる毎に変わってしまうなどという古代歴を今後いつまで使い続けるつもりなのだろう、日本の国民は。
せめて、皇紀(神武天皇即位を元年にした暦)を使えば第一問題以外は解決するのだが、皇紀など今時右翼でも使っているかどうか..
では、また会おう。