Bana’s story -9ページ目

Bana’s story

ここではBanaがダークファンタジー系の小説を投稿しています。
不定期な上、創作で他キャラをお借りする場合があります


「はい、おばーちゃん。激しく動かす時はこれを膝に塗って。このお薬は一日三回、食後よ。書いとくわね」
栗色の腰まで伸びる髪の毛は、天然パーマでうねっている。白衣はあまりに合わない、悪役のようなつり目。
「あぁ、ありがとう。これで心置き無くサッカーできるのね」
「おばーちゃんももう57なんだから。そろそろやめて落ち着いたら?」
「なぁに、シニアチームなんだから。誰も同じもんよ」
「あら、素敵。あたし、結構ここに引きこもってるからなぁ~」
その女医は、スカーレットフォレストの奥の森で、1人でひっそりと小さ過ぎる病院を開いていた。毎日来るのは、この森や付近の田舎に住み慣れたお年寄り達。
「アヤメちゃんのこの病院ばかり来てるねぇ・・・どうも、都会のフロストフェローの病院にはいく気にならないよ。遠いし、少し怖くてね」
「同情はよしてよおばーちゃま。私の名前に怯えてこないだけなんだから。おばーちゃまさえ来てくれるのなら、死ぬまでこの病院は畳まないわ」
医者も薬剤師も彼女1人。アヤメの名前は、本名を殺女(あやめ)。ハーフである彼女の本名を知り、近寄らない人は多々。
「そうかい、そうかい。そりゃ、嬉しいね。まあ、他のところへ行こうと思えば行けるよ。ただ、行き慣れたここじゃないと、安心していけないってことよ・・・」
老婆はクラッチバッグから財布を出すと、診療代と薬代を置いた。アヤメの手から薬の袋を取ると、いたずらっぽく笑う。シワだらけの顔に、やんちゃ心を垣間見た。
「・・・おばーちゃん、お釣りは?」
「いらないよ。あんたのお小遣いさ。あたしから見たらあんたは、可愛い可愛い娘なんだよ・・・」
老婆は悟ったように微笑むと、自動ドアをくぐり抜け、病院を出て行った。

「いつもありがとう。薬をもらえるの、ここだけなのよね」
アヤメは段ボール箱二つを抱え、小さく微笑んだ。
「いいのにゃ。デビルハンター協会はいまや寂れはじめてるからにゃ。お医者さんがいてくれるのは、心強いのにゃ。だから、あたいも応援したいにゃ!また、来月に、待ってるにゃよ」
猫娘であろう、その女の子はにいっと笑うと八重歯が見えた。その子は、首からネームプレートを下げており、そこには医学担当と書かれている。まだ13歳あたりの少女。猫の耳が頭から生えていたことから、両親に捨てられた猫娘だ。今では立派にデビルハントをしているものの、彼女に将来はなかった。悪魔を殺し続けて終わるのだ。
「いつもありがとう。じゃあね」
アヤメは笑いながら手を振る女の子を背に、一階への階段を降りようとした。

ド、シャッ
「・・・?」
間を置いたような、崩れる音。腕に抱えている段ボール箱は落ちていない。アヤメは階段を振り返った。
「・・・エティ?」
さっきまで立っていた猫娘・エティの声が聞こえない。
静かすぎるその場に、アヤメは凍りついた。
「エティ!!!」
段ボール箱をその場に落とし、階段を駆け上がる。段ボール箱がぶちまけられ、転がる音がさらに恐怖心を煽った。
階段の先で、エティはピンクの耳をピクピクさせながら、小さくうずくまっていた。両目は硬く閉じられ、顔が青白くなっている。口を歯が見えるまで開き、両手で喉を掻きむしっている。爪が彼女自身の喉を切り裂こうとしかけているのをみて、アヤメは手をはらった。
「やめなさい、エティ!!」
かすれた咳の音に、アヤメは目を細めた。喉に何か詰まったのだ。
「待ってなさい、エティ、今私が」
「どけ」

「えっ」
アヤメは強い力に押され、その場にどさりと尻餅をついた。あまりに急な出来事で、一瞬頭が回らなかった。
が、目の前に倒れこむエティの顔の前に、大きな背中が見えた。女には見えない。
エティを無理矢理仰向けにさせ、エティの苦しむ顔をみて小さく笑っている。アヤメは男の肩に掴みかかった。
「エティに何するの⁈近寄らないで‼︎」
「うるせぇ、黙ってろ」
タバコを噛み切らんばかりに噛み締めている。禁煙である場所で。男は思い出したかのようにアヤメに掴みかかると、胸ポケットからボールペンを奪い取った。
「ちょっ・・・‼︎人を呼びますよ⁈」
「呼んでろ。後悔するぞ」
男のひたいには、小さな角が二つ。このデビルハンター協会で、人外を見るのは珍しくない。
男はボールペンのインク部分を抜き取り、ノック部分など全て取り払った、持ちてだけのボールペンに仕立て上げた。アヤメはただただ男に見入り、携帯を握りしめていた。
「・・・大声出すんじゃねぇぞ」
「えっ?」
その男は、ボールペンの持ちてを右手に持ち、エティの頭を左手でわしずかみにした。そして、右手を振り下ろし、
エティの喉にボールペンを突き立てた。
「っっーーーーーーーー!!!!??」
アヤメは声も出ず、エティと男を交互に何度も見た。男はつまらなさそうな顔をし、やくざのような座り方をしている。血色の悪い肌が、さらに恐怖心を煽った。
「一体何しているの!!?早く抜いて!!」
「馬鹿言え!ガキの顔をよくみてみろ!!」
男はアヤメの頭を掴み、エティへ向けた。

「・・・えっ」
エティの表情は緩み、もう苦しそうな面持ちは消えていた。




夜更けかけたころ、協会を立ち去ろうとする男と、横にただずむ緑の少年を、アヤメは追いかけた。ドアをくぐり、外に飛び出すと、男の白衣の裾をつかむ。
「・・・待ちなさいよ」
「どうした。役立たず」
「うるさいわね・・・私は形成とか、その辺しか受け付けてないのよ」
血色の悪い彼は、また新しいタバコを口にしていた。炎だけが赤く、てらてらとしている。少年はそれを睨んでいた。ひたいの角は見間違いではなかった。
「あの後、やっとわかったわ・・・あなたはエティを助けてくれたって・・・」
「今更か・・・あいつは喉に毛玉を詰まらせたんだよ。顔を見ればわかるだろ。喉の気管に管を刺せば、応急処置ぐらいにはなる・・・ボールペンを刺したのはその管がわりだ。・・・殺菌するの忘れてたな。それだけ気をつけてれば、ガキの首にも傷は残らないだろ・・・」
男はまた立ち去ろうとアヤメに背を向けた。
「待って」
「今度はなんだ。家で待ってる奴らが」
「あたしの名前はアヤメ。スカーレットフォレストで病院をやってるの。あなたの名前とどこにいるか教えて」
男はすこし沈黙すると、面白いものをみたように笑った。
「・・・フィーンド。お前が必要とすればどこにでもいるかもな」
アヤメがもう一度引き止める前に、フィーンドは緑の少年とともに消えていた。

End
スランプ(^o^)
とりあえず落書きを垂れ流します、言い訳とともに。

{022B74FE-CB86-4D5D-9BE5-387C985B9732:01}
おっひょひょ~!しゃぼねっとの猫ちゃんと仔犬ちゃん描くぞ~!おっほほほ!
大体下書きかいてまともにペン入れしない俺。雑にペン入れします。
{F4DEBA3A-133D-4526-8FBF-43C7B69E5180:01}
大体の値を。資料少なくて雑だが許せ。猫ちゃんと仔犬ちゃんって犬猿の仲っぽいよね。
{D1B5C28E-158C-4FCC-A374-C6C78EDD008B:01}
ボールペンで雑にペン入れ。最近、脚と腕をちゃんとかくようにしてますがどうでしょう、猫ちゃんのあし。雑じゃねーかと思った方、叩いてください。
{5A279F28-9001-4550-AB9C-05DF54035F7E:01}
キリオ(左)とヒョウキ(右)。
双子なので似ている。キリオが金髪、ヒョウキが銀髪です。めんどくさいことに目の色も逆。
{D835297C-BDF1-4B1F-BA8F-E089E9CBE94E:01}
えぇ、泣き顔描くくらいにはこじらせましたよ。グラウクスたん。キリオの前以外で泣くのかな・・・あ、フィオナがいるじゃないか。
{4A1055DF-912A-48C7-8C15-64CED369635A:01}
なんか幼くなったグラウクスたん。超可愛いですよね、知ってます。
ってか、小説の主人公にしたり、ノートに描きまくったり、どんだけグラウクスが好きなんだ俺は。変態だなおい。







また次回(^o^)
ご無沙汰です。
最近小説ばかり書いてたので、たまには落書きも・・・
色物ありません。シャーペン落書きぐらい(´・ε・`)
よその子を余裕で誘拐してます。
お焚き上げみたいな感じなので、所々に言い訳書いてます。
袖の衣装と設定考察ばっかしてたので、袖ばっかり。デブばっかってことですね。逃げろ(^ω^)
版権、創作両方です



{9CC3F69C-D517-4C48-964A-AB1023253E79:01}

{7CDF9AA7-0329-46EF-8D9F-A3CE69A3D941:01}
↑衣装考察が終わったキリオ。前髪は左わけ、クリーム色ベストに水色の縦ストシャツ・・・と、結構切り替わりました。少し前に描いたかな?Paranoiaまではキリオという名前を使いますが、それが終わり次第、ヴァイゼという名前に絞ることになりました。
あと、キャラ考察終わったので、ストーリーも一からです・・・馬鹿か俺は。
七つの大罪と七つの美徳を争うストーリーに切り替わります。主人公はきっと袖。
{5CE35425-185B-4395-B6DD-96A778095D4E:01}
↑衣装考察が終了した、完全版な袖。リストバンドが手袋になってます。あとローファーのデザインも決めました。ソックスは膝した白から膝上紺色にして、シャツは半袖。名前負けしとるぞ。

{CCE7822C-8EF7-4A6B-A971-83D61903D1A6:01}
↑狼ちゃんにリクエストされて描いたパンチラ袖・・・なぜかパンチラというオプション付きをリクエストしてくれました。下着が透けてる?じゃかぁしいわ!!!


ここからよその子も含みます。↓
{E3E02077-BC65-483F-9E6D-D4A175747D8E:01}
↑トマティーナ宅のレオン・ルヒル君。ショタにデブの服を着せるという無謀なことをTwitterでしてました。
{C62A009E-60DD-47C6-8107-3F4B8CDC732A:01}
↑ふぁる宅のボタンちゃん、袖カラーです。前回、袖のボタンちゃんカラーを描いたので、続きみたいな感じて描いた。カラーペン細くて死にかける。


{B1E36F98-A9C8-48FF-ABF6-5E7F82669553:01}
↑そして許可なくよその子を描きまくるあほバナナ。本当にすまんよ・・・なぜかあんまりうちの子好きにはなれなくて、よその子好きになってしまいます。
しかも男の子に女装とか死んでまえ。
{45B0F740-60E0-477E-9D47-A276FC268CE1:01}
↑小説で、ヒョウキに会う時のグラウクス。黒ゴシックにしようとしてボツだよ・・俺あほだよ・・・(^ω^)
{42EC049A-8758-42F2-8C24-3A4F6A6D19FB:01}
↑黒色好きさんにリクエストされた、スカルガのマリー。なぜかパジャマ姿です。黒色さんのマリー好きには脱帽です・・・もう結婚してね。





ここまでで撃沈。安いバナナ。
ちょっーとだけ悩んでることが。
高校に通って一学期が終わり、夏休みで暇してるんですが・・・
高校が楽しくてたまらないんです。フレンドリーで個性的で楽しい仲間・友達がいて、学校に行くのがこれでもかというほど楽しいです。
ですが、
今自分がやってることに悩みを持ってるような・・・高校に行って正解か?と、思ってますね。人間不信で親友はできませんが・・・
中学の時はいくらかあった、達成感が何をしてもないような・・・
将来の夢が決まっているわけではないんですが、高校から出て、母の弟の元で何か新しい仕事を始めてみようか・・・なんて変なこと考えてます。
大分住みで、弟さんは神奈川にいるんですが、そこでもっと別のことができないかな・・・美術高校を落ちたことで、あんまり美術関係のことは望んでないんですが、弟さんの見習いみたいな感じで・・・と、今真剣に考える中、大分を未練がましくて離れたくない・・・って思いもあります。
高校で友達が一気に増えて、中学ではなかった楽しさがあって、中学の時の彼氏と自然消滅みたいなことになって精神的鬱な中で、好きな人までできたり・・・となんだか波乱万丈すぎて自分がどんどん嫌いになってく←
まぁ、もう一回ゆっくり考えようかな・・・
よし、一回本気で全部考え直そう!
誰かアドバイスください!!笑

ではまたいつか(^ω^)