Bana’s story -7ページ目

Bana’s story

ここではBanaがダークファンタジー系の小説を投稿しています。
不定期な上、創作で他キャラをお借りする場合があります


お久しぶりだよ‼︎←
最近進んでませんね、すみません。
進捗報告です。

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三枚ともよその子です。二枚はなんと携帯で描きました。携帯で絵がかける夢のようなアプリ。アイビスペイント。
パソコンをウイルスにやられた俺には嬉しい(白目)

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ソデANDヴァイゼ兄妹。
ヴァイゼ(キリオ)は、自覚なしシスコン。一応三世代キャラデザインはしています。本編の年齢層はこの漫画の真ん中。ヴァイゼさんがピアニスト、ソデさんが高校生の時代です。

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ここで、世界観のお話。
人肉食病という、人の肉を食べてしまう病気が題材です。その病気は必ず目に出てしまうので、いつ出てもいいように隠してます。
ヴァイゼさんは幼少期にかかっていたので眼帯。ソデさんは大人になって本格的に発病したので髪の毛で隠してます。
にしてもソデさん、胸がでかい。

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うちの子よその子。手前がソデちゃん、右奥がレイラ(悪夢宅)です。
本当はソデちゃんだけにしようと思ったけど豚の分際で画面が暑苦しい。と、思ったのでレイラきゅん。
ちなみにソデさん、爪を使う時は手袋外します。

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味方のマザー・ホリンを敵だと勘違いし、67kgハイキックをかまそうとする豚。いやぁ、重い。重すぎる。
マザー・ホリンはおっぱいでかいです。ソデちゃんくらい。唯一の女性ふと眉キャラ。

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前回投稿、「隠し事」の主人公。
あれ最終的に名前だしてなかった…ごめん。主人公の彼の名前はベネディクトです。一枚目が奴隷時代。2枚目が現在。画質荒い。右唇に二つピアスしてて、口ちょっとし開けれない。黒人です。もちろん、本編にたくさん出て来ます。実はちょっと彼を気に入ってたりするので。

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最近のオリキャラ、ペイニー。ご覧の通り、爪と肉の間から黒い何かを出します。学生。年の割りに小さい。ロリ巨乳。ガチレズ。そんだけ。



そして極めつけはこれ
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おっぱいの日調子こきましたすみません。

一枚目から、ソデちゃん、マザー・ホリン、ディルムク(悪夢宅)です。
いやぁ、幸せなひとときだった。



こんな感じです。やはりキャラ借りること多いです。お絵描きする人、よってらっしゃいみてらっしゃいって感じ。
また次回まで(・ω・)ノじゃ~の~
Bana


隠し事を、してました。
遠い昔から、

売られていました。僕。
奴隷だったから、それが普通だったのかも。僕は黒人で、それとは対照的に、髪が真っ白だった。アルビノって病気で。
そして、目は赤かった。これは、母さんと同じ色。
でも、母さんにも父さんにも会ったことない。

僕は、肌の色と髪の色が対照的で赤い目だから、「レア物」として、高値で売りに出された。首と両手首に一枚の木の板をはめられた。足は白い包帯で巻かれて、動けなくされた。右にも左にも、僕と同じ奴隷がたくさんいた。沢山の座っていて、道の邪魔になる商品は、壁に釣られた。首が痛い、と言い続けて死んだおじいさんが、壁から降ろされて、店の奥に消えて行った。
肌の色は黒だったり、白だったり。

僕は怖くなかった。
店に売りに出される前は、
働かされて、痛めつけられて、夜は奴らの性処理をさせられ、死のギリギリの遊びのオモチャにされた。
それに比べれば、ちゃんとご飯が出て、何もしなくても座っているだけで良い。客がいない時は周りと喋れる。
とくに、僕は肌の色と髪の色と目の色が美しいと、いろんな人から声をかけられた。奴隷だけど、笑顔は普通の人だ。もちろん。




ある日。店の主人が僕にいった。
「お前に飼い主ができる」と。
一言だけ言って、夜ご飯のパンを握らされた。周りは、驚きと悲しみの顔を五分五分のぞかせた。
「いつ?」と僕は驚いて聞き返すと、店の主人は「明日だ」と。
苦虫を噛み潰したような、でも、紙程度に薄い喜びも垣間見える、真顔ができない店の主人がいた。

次の日の暮れ方。
僕はもう来ないかと思っていた飼い主が、店に来た。店の主人は、飼い主の彼に軽く手をあげて挨拶した。
彼はとても小さかった。そして、魅力的だった。

12歳くらい。でも、僕よりキリッとして見える。僕はきっと間抜けに映っただろう。綺麗な薄い金のブロンド。右の目は白、左の目は黒。落ち着いた雰囲気で、綺麗なカナリア色のネクタイをつけていた。
「お待ちしておりました、キリオ様」
キリオ様?キリオって、変な名前…
キリオ様は、店の主人を睨んだ。
「キリオって名前は昔のだから、やめて。今はヴァイゼを名乗ってる」
そうか。ヴァイゼ様。
僕の飼い主はヴァイゼ様。
「…こちらになります」
店の主人は僕の方へ、ヴァイゼ様を誘導した。ヴァイゼ様は、僕を見下ろした。綺麗な目だな。

色々考えていると、もう僕は外に出ていた。手枷も何もされてない。涼しかった。
ヴァイゼ様は、僕のおへそより下だった。でも、僕は逆らえない雰囲気に息を飲んだ。
木でできた、お屋敷にしては少し小さめな家が見えて来た。他の家と離れて、広く感覚をとった塀に囲まれ、孤立していた。周りも木が生えていた。

「ヴァイゼ様」
僕は、寒さ募る中、ドアを開けようとする玄関の前で彼の名前を呼んだ。ヴァイゼ様はぴたっと止まって、ゆっくりと僕を見た。さっきとは、少し違ったあどけない表情だった。
「……僕…ぼく…」
呼び止めたものの、言葉が出なかった。僕は店を出た時、ヴァイゼ様が巻いていた真っ黒のマフラーを巻いていた。僕はそれで顔を隠したくなるほど恥ずかしかった。
「…どおして、僕を?」
かすれた声が出た。
僕の唇の右端にあいた、二つのピアス穴がひゅうひゅう音を立てる。
ヴァイゼ様は大きく白いため息をついた。
「…逃がすためさ」


気のお屋敷はあったかかった。
ヴァイゼ様は僕をソファに座らせると、僕がいた店のパンフレット(表には出ていない)を出して見せた。僕の写真が小さくついてる。
「白い髪に黒い肌に赤い目。難民から奴隷になったんだろう?」
ヴァイゼ様は大人のような口ぶりだった。僕は、どうして、と思った。
「なぜご存知で?」
「この辺で褐色の肌といえば、紛争だろ。セルティア王国側か?フロストフェロー側か?」
「……セルティア王国です」
僕はげんなりと答えた。ここはたしか、スカーレットフォレストだ。
ふぅん、とヴァイゼ様は興味なさげだった。


そのあと、バスルームに閉じ込められたかと思うと、「体を洗って」と怒鳴られた。はじめてシャンプーをして、頭がスースーした。頭だけが寒い、奇妙な感覚。身体もこすって、少しヒリヒリした。
バスルームから出ると僕はいつの間にか、
綺麗なオレンジのシャツと、艶のある赤いネクタイ。それに真っ黒のスーツのズボンをはき、同じ黒色のベストを着ていた。腕にはジャケットをかけて。
「…口にピアスを開けてるなんて、変な趣味だね」
背伸びして僕の唇を人差し指でなぞりながら彼はそう言った。まるで僕が人形のように。小さなジュエリーボックスから銀色のシンプルなリングピアスを二つ出すと、僕の口を無理やりこじ開けるなり、上の唇下の唇を穴にしっかり通してパチンと閉めた。右端の口を少し縫われているようで、喋り辛くなってしまった。冷たいピアスだった。
ヴァイゼ様はお金を何枚か、薄い長財布に入れると、僕のスーツのポケットに押し込んだ。
「さぁ、出て行け」

ヴァイゼ様は言い放った。
「そのくらいのお金があれば、今のフロストフェローでならなんでも買える。二ヶ月は生活できるよ。その間に仕事を探して」

僕は、自分の身体を見下ろし、近くの姿見を覗き込んだ。
くすんでいた髪は真っ白に。砂がこびりついていた肌は綺麗になって、赤い目は光っていた。スッと棒のようなスーツのズボン。ゴミ箱に突っ込まれている、僕が来ていた白い服。
生まれ変わったようだった。
いや、生まれ変わったんだ。もう、奴隷の僕じゃない。ただの黒人で、アルビノの、赤い目をした人。僕は人だ。人なんだ。
やっと人になれた。
僕は、



「ヴァイゼ…様……」
「なに?」
僕は、ジャケットを両手で持ち直した。
「……主人、と、呼ばせてください」
僕の声が震えた。僕よりうんと小さい、主人。僕はここ意外で、人にはなりたくないと思った。一人で外に出れば、また奴隷に戻る気がした。そんなの、嫌だ。
「…」
ヴァイゼ様は黙っていた。
「僕を、を、ヴァイゼ様の…主人、の、武器に、してくださ、してください」
自分でも驚くほど、喉と声が震えた。
人生で一番緊張した。
ヴァイゼ様は、小さくこくんと頷いた。





「しゅじーーーん‼︎‼︎おやつの時間ですよ‼︎」
「おう…って、おやつの時間っても、俺甘いものしか食べれないけどな」
僕は最高傑作とも言えるレモンタルトを主人の前に置いた。
主人はフォークを取る。
あれから約2000年の時が経った。死神である主人は、25歳の年で、時の中を旅して回っていた。僕はもちろん、助手としてずっとお供した。危険な目にあったし、死そうにもなった。
遠い未来で、僕は大鎌と合成された。つまり、
「…今日はやけに肌寒いな」
「もうすぐ冬が来ますから」
僕は大鎌に姿形を変えることができるわけだ。死神には大鎌。これはお決まり。(僕が年を取らないのは、大鎌が年を取らないのと同じ理由。僕はずっとこの若さのままだ)
主人と僕は二人で死神。


「………ねぇ、主人」
「なんだ?」
「もうずっと前ですが…僕のこと、」
「『まだ奴隷と思ってる?』だろ」
「………そうですよ。今だになぜ、僕が選ばれたのかわからない」
「容姿が物珍しかっただけだ」
「………嘘でしょ」
「…」
「僕が、セルティア王国の妃の捨て子だって、知っていたんでしょう?」
「………さぁな」
「………そうですか」
「……………いや、知ってたかもな」


隠し事を、してました。
遠い昔の、ヴァイゼ様は。
そして僕も、
完璧な彼のそばにいれば、僕も完璧になれると思っていました。

でも僕は、主人を守れませんでした。


レイノはそれから一言も喋らなかった(レイノはレイノルズの愛称)。
レイノが甘えてくるのはいつものことだった。わがままで独り占めな好きな子。でも、それ以上に仲間を大事にする子。

元々レイノには甘く接した。自分にも甘やかし癖があったし、何よりレイノが自分を好いていてくれたから。
大昔自分ができなかった、甘えるということ。自分がさせてあげればいいじゃないか、と思った。


起きたばかりのめまいで視界がちらつき、危うく指を切りかけた。ほとんどレイノのことを考えていて、目の前のリンゴに焦点が合わない。
キッチン越しに、ソファに毛布と一緒に座っているレイノを見た。少し虚ろな目で、あちこちを見回している。紫の柔らかな長い髪が少し散らかっている。
俺はもう一度まな板に目を戻した。
なぜかレイノを見ていられない気分だった。



「・・・・・・‼︎これ、こないだ僕が好きっていったやつだ・・・」
「こんな安っぽいの好きなのか?」
リンゴとオレンジと桃と梨をさいの目切りして、ヨーグルトで和えたもの。昔袖がデザートとして好きだった。でも今は病気になった時ばかり自然に作るようになっていた。
レイノは机に置いたサイダーをちまちま飲みながら赤い頬を見せて感動していた。
「だって、美味しいもん・・・フルーツとヨーグルトって」
「そりゃ良かった」
何か食べなければ薬も飲めない。俺はレイノの頭を撫でた。昔、袖にしてやっていたように。
レイノは俺を覗き込むようにして見た。ん?というような顔をして見せても、レイノの悲しそうな表情に変わりはなかった。何かを言いたげだった。
「・・・俺の顔に、何かついてる?」
レイノは無言で、そのまま俯いた。毛布の衣擦れの音が、嫌に大きく響く。
「なんでもない」
虫の声のようだった。



レイノが食べ終わったフルーツヨーグルトとサイダーを入れていたコップを洗っていると、玄関のドアを叩く音がした。
「レイノー‼︎レイノルズー‼︎‼︎」
ドアから女性の声がする。いつもは開け放しているが、子どもが一人でもうちに入れば鍵を閉めるようにしている。
「ディルムク姐さんが迎えに来たわよー‼︎ニート‼︎開けなさい‼︎」
この野郎。俺は泡を洗い流し、水道を閉めた。レイノは少し驚いた顔で俺を見て、ゆっくりソファから立ち上がった。まくっていた袖をさらにまくり、キッチンのフックにかけていたレイノの肩掛けカバンとウサギの編みぐるみ(昔、編んでやったら気に入ってくれた)をひっ掴み、ふらふら立ち上がったレイノに駆け寄った。
なんて言えばいいのかわからないまま、ソファにかけてあったカーディガンを半ば無理矢理レイノに着せようと、レイノの右手首を思い切りつかんだ。

その手を、レイノがはらった。
「・・・?」
「・・・・痛いよぉ」
レイノはさっきまでぼうっとしていた表情を一瞬で泣きっ面に変えた。口を横に広げ、わななかせ、目の外側からは涙がうるうる溜まり出した。
ディルムクが外で待っている。焦り過ぎた。俺は、そこでやっと、自分の顔がこわばって、眉間に力を込めていることに気がついた。
そのままレイノの涙が零れ落ちはじめた。頬がさらに赤くなる。

何してるんだろうか。
レイノには甘くしているはず。でも違う。
甘えたかった小さい頃の自分と合わせただけ。
袖を甘やかしていた時と同じことをしたまで。
レイノの為になることを、何一つしていなかった。
その代償に泣かせてしまったようなもの



「ごめん、レイノ」
しゃがんで、レイノの背中に腕を回した。抱きしめると、右耳がレイノの胸に当たり、心臓が動いている音が聞こえた。
さっきまでキッチンからレイノの元まで歩くのにたくさん時間がかかっているように感じたが、今はレイノの心臓の音がゆっくり聞こえた。
「キリオ・・・さ・・・」
レイノが俺の頭の上の頬を乗せ、抱きしめ返してくれるのが背中に小さく伝わった。しゃくりあげながら泣くレイノの声と、心臓の音が絡み合って耳に残った。
ゆっくりレイノの額にキスすると、にへらっとレイノは困ったように笑った。



「遅いのよニート。・・・さぁ、レイノ。ディルムク姐さんがお家まで送ってあげる。途中でお菓子と仲直りのお土産買いましょうね」
「本当に⁉︎いいの⁈やったー‼︎‼︎」
まだ少し熱があるが、いつものレイノに戻っていた。ディルムクはキッと俺を見た。
「全く、レイノが来たなら言いなさいよ。今朝ブルートから聞いて、やっと知ったわよ」
「うるせぇなぁ、少し慌ててたんだよ・・・ってかお前呼んだらうちが大変なことにな」
無視された。
少し拗ねたディルムクは、レイノが手を握って来たことをきっかけに機嫌を取り戻した。女王にしては少し安いな。
「ま、いいわ。一晩ありがとうね。次は呼びなさいよ?」
ウィンクするとディルムクはレイノと一緒に俺に背を向けた。

レイノは歩きながら振り向くと、口をパクパクさせて声を出さずに言った。
『ま・た・ね』
レイノの独特の別れ方みたいなもの。
俺は少しだけおかしくなって、子どもみたいに真似た。
『ま・た・な』



End