2021年3月9日(火)

 

 

Q. 私の中に燻っているモヤモヤの正体は何ですか? 次に進もうとするたび、新しいことを始めようとするたび、湧き上がる抵抗の正体は何ですか?

 

A. 人からの視線、人からの評価を気にする気持ちです。

「そんなことない!」という大きな異議申し立てが聞こえました^^; 。

そうです。あなたは、自分では「そんなこと気にしていない」と思っていますよね。しかし残念ながら実はものすごく気にしていて、それが、あなたが前に進むのを邪魔する最大のブレーキです。

あなたの場合、あなたが気にしているのは「人からよく見られたい」ということではありません。「知られたくない」「隠したい」と思っていることがある。それが、あなたが本当に心を開いていない理由です。

自分が秘密にしておきたいと思っていることを知られた時、人にどう思われるか。

あなたは、それを怖がっています。自分のしてきたことを認めていない、許せていない、だから隠しておきたい。

あなたが隠しておきたいと思っていることは、どれも大したことじゃありませんよ。自分が気にしてるほど人は気にしない。ってこと、あなたはよく知っているはずなのにね。

自分をさらけ出す覚悟が本気でできたとき、あなたの世界はガラリと変わりますよ。

 

ついこないだまで、自分のことは全く書けなかったでしょ。書き始めても、恥ずかしい、バカみたい、という気持ちがいつもどこかにあって、正直に書くことができなかった。表面を整えることはできても、つるんとした薄っぺらなことしか書けなかった。今は少しは正直に書くことができるようになっていますが、書けなかった頃の自分の心の中を考えてみたら、わかりますよね。

 

恥ずかしいこと、バカみたいなこと、何でも、誰にも、知られたって構わない。

本気でそう思えて、自分を認めて、自分を信じることとができるようになったら、自分をさらけ出すことができたら、目の前の大きな壁が崩れ落ちて、新しい世界が見えてきます。

わざわざ新しい世界に行く必要はないんです。あなたは、もうそこにいます。それなのに、自分で自分の周りに壁を立てて、見えないようにしているだけ。

その壁で、自分を上手に隠しているつもりでしょうが、それはあなたを守るどころか、あなたを一人ぼっちにしています。時々感じるどうしようもない寂しさは、その壁のせいです。

 

見えていなかったでしょう。自分で自分を囲っているとは、思ってもいなかったでしょう。その壁はとても高くそびえ立っているし、あまりにも昔からそこにあるので、景色に溶け込んでしまって、あることが当たり前すぎて、気にしていなかったのでしょう。

 

 

今、気づいたなら、変わっていきます。

心の奥の奥に隠れていたものが見えるところまで上がってきたのなら、変えていくことはできます。

その壁を壊すことができるのは、あなただけです。行動によって、です。

 

自分をさらけ出す覚悟はできていますか。

思考、感情、言動、すべてにおいて、隠さないこと。正直であること。

自分がしてきたことをすべて認めて、さらけ出すこと。

 

無駄にさらけ出す必要はありませんよ。言うべきとき、伝えるべきときは、あなた自身が知っています。

隠したいことにフォーカスしないことです。

実は気にしているから、フォーカスしているからこそ、隠したくなるのです。そんなこと、大したことじゃない、どちらでもいい。本気でそう思えたとき、目の前の壁は崩れ落ち、あなたは自然に心を開いていることでしょう。

 

逃げずに、その目でしっかりと新しい世界を見てください。美しい世界を見てほしいと願っています。

 

..........

 

いつからか、書き始めると、私でない誰かが言葉を伝えてきます(それも私である、とも言えますが)。とにかく、そういうときのノートから写したのが上の文章です。

私の中に、いつも何かモヤモヤがあって、どれだけ自分の中を軽くして、次に進む、新しいことを始める決意をしても、最後の最後にやっぱり何かしぶとく抵抗するものがある。それが何なんだろう?と考えながらノートに向かったときのことです。

 

実は、私の顕在意識は、これとは違う答えを用意していました。過去生からのほにゃらら、みたいな(笑)。だから、書き終えたとき、っていうか、書きながら、驚いてましたねぇ。そういうことだったのか?!と。

思い当たることは、たくさんありまして(笑)。

タイミングを見ながら、私自身のディスクロージャーもしていこうかと思います。リアルな人間関係ではまだ難しくても、このブログに書くことで少しずつ心は軽くなっていくような気がします。

 

このブログを読んでくださってる方とはご縁がある、と勝手に信じておりますから。

いつもありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。