2016年10月19日(水)
FBに友人達がアップしている写真を見て、気になっていた「糸かけ曼荼羅」。
色の織りなす世界を見ているだけでも飽きないのだけれど、調べてみると、シュタイナー教育でも使われ、「素数アート」とも呼ばれる、とのこと。
「素数」に弱いんです、私。
数学は苦手なのに、素数、虚数、フィボナッチ、フラクタクル、フェルマーの定理、などなど、苦手だからこそなのか、そういう言葉に惹かれるのです。
「曼荼羅」についてはよくわかりませんけど、サンスクリット語で「円」「本質を有するもの」という意味だそうです。それはそれで、奥深そう。
ってことで、妹を誘って、行ってきました。
↑今日、私がつくった曼荼羅。完成の図。
今回、私が体験したのは、初心者用の48ピン。
8色の糸を選んで、8つの奇数に合わせて、糸をかけていきます。
素数でない数字もあるのだけれど、素数の糸は、必ず全部のピンにかけ終わったとき、最初のピンに戻ってくるのです。不思議。
(素数の性質がわかっている人には、不思議でも何でもないかもしれないけど。)
↑ 1本目の糸は黄緑
どの糸も数字通りにかけていくと、真ん中に円ができます。
何回かかけていくと、その円が現れて、規則性がのみこめます。
そうしたら、真ん中の円周に沿って、糸をかけていけばよい。そこからずれたら、間違えてる、ってこと。
中心がブレなければ、間違えない。
↑心の中で、私はこう唱えていました。
↑ 私が選んだ8色。
最初から8色全部を選ぶ人もいるし、その都度その都度、選ぶ人もいるそうです。
私は、その都度選びました。
選ぶ色が、好きな色とは限らない。っていうのが不思議なところ。
アートとして、色の組み合わせとしては、この色がいい、と思っても、やっぱり何か違う、っていうかピンとこなくて、違う色を選ぶこともしばしば。
それぞれ、数字と選んだ色とには意味があるようで、先生がさらりと解説してくれます。思い当たること、あります。
↑ 2本目の糸は、薄紫
↑ 3本目の糸は、黄色
↑ 4本目の糸は、赤
↑ 5本目の糸は、白
↑ 6本目の糸は紺
7本目の糸は紫
↑最後の8本目は、ピンク
完成した曼荼羅を見て、最初に思ったのは、「意外だなぁ。」ってこと。
私がふだん好きだと思っている色は、ほとんど使ってないし。
「シック」な雰囲気が好きだと思っているのに、なんか、原色が多くてドぎつい感じ。
そう口にしたら、先生が、「それが、デミさんの宇宙なんです」。
え〜っ!そうなの?!ってびっくりしました。
たしかに、妹とは、最初に選んだ糸の色が同じで、やっぱり姉妹だから似てるのかな、と思ったけれど、出来上がったものは全然違って、それぞれの個性、それぞれの宇宙がが出てました。
ただ、自分の宇宙を表現するってことなら、もうちょっと違う色を選んだのに〜。と考えてしまった私。
でもそんなふうに選んで出来上がるのは、こうでありたい。っていう願望宇宙。
今の私の現実宇宙は、これなんだ〜。と、妙に納得しました。
今のありのままの自分を見つめるなら、ひたすら今の気持ちに正直に色を選び。
未来の理想の自分を描きたいなら、イメージを意図して色を選ぶ。ってことなのかなぁ。なんて思いました。
曼荼羅が宇宙なら、中心にできる円形のスペースが表すのは、やっぱりトーラスでしょうか。
糸と糸が交差してできるグリッド。
浮かび上がる、数々の神聖幾何学。
8本の糸が織りなすそれぞれの世界は、重なり合うレイヤー?次元を表わしているのでしょうか。
。
素数、数秘、色、円、神聖幾何学、トーラス、レイヤー、グリッド、次元、宇宙。
糸かけ曼荼羅、おもしろかったです。
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実は、妹に勧められ、今月からヨガを始めました。といっても、DVD付きの本を買って自宅でやってるだけですが。
若い頃は、スポーツは苦手でも体が柔らかいのだけが自慢だったのに、信じられないくらい硬くなっていて、鏡に映る自分のぶざまな姿を見て、情けないのを通り越して笑えてきます。
この10年、もしかしたら20年?、自分の体にちゃんと向き合っていないことを痛感しました。
やっぱり、身体と心と頭と、すべてバランスが大事だなぁ。とつくづく。
今回の糸かけ曼荼羅も、頭を空っぽにして手を動かす、ってことで、今の私にはとってもよかったです。
皆様も、バランスよく、素晴らしい一日をお過ごしください。
お世話になったサロン:ヒーリングサロン Marjoram
Face Book https://www.facebook.com/michiko.nakatsuji.79?fref=ts
今回のセッションで先生から私へいただいたメッセージは
「ついつい頭で考え込んでしまうこともあるかもしれないけれど、デミさんは、もともと『直観の人』。直観を信じて、そのまま進んでください。」
ありがとうございました!
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