2018年10月24日(水)19:00
2018AFCチャンピオンズリーグ準決勝 第2戦
@水原ワールドカップスタジアム

鹿島アントラーズ - 水原三星ブルーウィングス

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アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦は24日、韓国の水原ワールドカップスタジアムで行われるが、水原三星と対戦する鹿島アントラーズの応援のため、これから日本航空93便で韓国へ向かう。

水原戦を前に鹿島は、アウェーで浦和レッズに1-3で敗れた。前半38分に西大伍のボレーで先制したが、後半に3失点して逆転負け。今の鹿島は、離脱者の多さに加え、今ひとつ調子の上がらない選手ばかり。それでも意地を見せると思ったが、浦和戦の鹿島は攻守とも精彩を欠いて敗れ、水原戦に大きな不安が残った。

3日に行われたACL準決勝第1戦で鹿島は、水原三星を3-2で下し、クラブ悲願のACL制覇に一歩前進。その第1戦は、立ち上がりに守備のスキを突かれ、序盤だけでまさかの2失点。

それでも前半21分に1点返すと、後半39分にセルジーニョのゴールで同点とする。さらにアディショナルタイムの後半48分、内田篤人の勝ち越し弾が決まり、鹿島が劇的な逆転勝利を挙げた。

薄氷の勝利に胸をなでおろしたが、相手に2点のアウェーゴールを与えたのは痛かった。鹿島は第2戦に引き分け以上でクラブ初の決勝進出が決まるが、敗れた場合、1点差なら3得点以上で勝ち抜け、2-3なら延長戦。それ以外のスコア(0-1、1-2、2点差以上の敗戦)で敗れると敗退が決まる。最初の1点がどちらに入るかが鍵になりそうだ。

水原は序盤からフィジカルを前面に攻め込んでくると思われるが、鹿島はできるだけ球際の勝負を避けたいところ。球離れを早くして鹿島得意の堅守速攻に持ち込みたい。過去のアウェー戦の傾向からも、得点チャンスはそう多くないだろうし、セットプレーが勝負の分かれ目になるかもしれない。

鹿島が先制できれば優位に立てるが、焦って失点しては元も子もない。それでなくても3失点したばかりだし、まずは守備重視で臨むことが求められる。ただし、あまり下がり過ぎるのも危険。ある程度ラインを高めにキープしつつ、個々のハードワークと素早い攻守の切り替えで対抗してほしい。

ところで、第1戦で相手のラフプレーに激怒して頭突きを見舞ったGKクォン・スンテは、敵地で水原サポーターから強烈なブーイングを浴びるものと思われる。だが全北現代をアジアの頂点まで導いたことがあるスンテは、第2戦の重要性を誰よりも知っており、相手の挑発に乗ることなく冷静なプレーを心がけるに違いない。


出発を前に。
今季のACLで鹿島は、思ったより順調に勝ち上がった。ただし現状は厳しい。元々選手層が薄い中、内田篤人、中村充孝ら故障者が相次いだ上、期待の安部裕葵までU19代表招集で欠いている。

さらに鹿島は直近の公式戦4試合で勝利がなく、チームの調子落ちは明らか。これで勝ち抜けるのかという不安がサポーターの間に広がっているのも事実だ。


私が鹿島のアジア制覇を夢見てから10年。
鹿島がACLに出るたび、アウェイ戦の応援にも足を運び続けてきたが、ようやく鹿島が頂点まであと一歩のところまで迫った。現在のチーム状態は決して良いとは言えないが、ここは選手の勝利への執念に期待する。

これまで鹿島は韓国のクラブに幾度も行く手を遮られてきたが、第1戦での逆転勝利の勢いを生かし、チーム一丸となって「韓国の壁」を打ち破ってほしい。

聞くところによると、ACLアウェー戦では今季最多のアントラーズサポーターが現地参戦するという。明日は多くの同志とともに全力で鹿島を応援したい。

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ACL 水原戦(10/24)アウェイでの観戦について (鹿島アントラーズ公式サイト)


 
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