2018年8月24日(金) 19:00
明治安田生命J1リーグ 第24節 (カシマ、13,575人、曇) 勝ち点36

鹿島アントラーズ 1-1 ジュビロ磐田

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25日朝、タイ出張から帰国。自宅で鹿島アントラーズ-ジュビロ磐田の録画を見た。

鹿島は後半26分、犬飼智也のJ1初ゴールで先制したが、後半アディショナルタイムに安西幸輝がペナルティーエリア内で痛恨のハンド。大久保嘉人にPKを決められ、1ー1の引き分けに終わった。

磐田戦の試合結果はバンコクで知った。
当たり前だけど、結果を知って試合の録画を観てもまるで面白くない。土壇場で同点に追いつかれたのではなおさらだ。

その磐田戦をざっと。
28日に行われるアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦、天津権健(中国)戦を前に、鹿島は横浜F・マリノス戦から先発を5人入れ替えた。

クォン・スンテ、西大伍、土居聖真が先発に復帰、左MFの田中稔也がプロ初先発、左サイドバックには三竿雄斗が先発起用された。

序盤は、双方とも様子見的な感じで入った。それでも前半13分、カウンターから初先発の田中稔也がドリブルで持ち込むとゴール前にスルーパス。パスを受けたセルジーニョがシュートしたが、大井にブロックされ、鹿島は先制機を逃した。

一方の磐田は前半19分、大久保がGKクォン・スンテと1対1となったが、シュートは枠の左に大きく逸れた。その後は双方ともミスで自滅。いくつかの決定機で決められず、0-0で折り返す。

後半は一進一退の攻防。互いにチャンスを作って相手ゴールに迫る。そして後半26分、永木亮太のCKをニアの西大伍が頭で合わせ、そのボールを犬飼智也が胸でゴールに押し込んで鹿島が先制。

リードを奪った鹿島は、磐田の攻勢を受けながらカウンターで追加点を狙う。後半34分には、中盤でレオシルバが相手ボールを奪ってドリブル突破を仕掛け、最後は鈴木優磨がシュートを放ったが、ゴールはならなかった。

そのまま試合はアディショナルタイムに突入。逃げ切りを図った鹿島に思わぬ落とし穴が待っていた。

後半46分、小川が入れたクロスの競り合いから安西がペナルティエリアでハンドの反則を犯し、PKを与えてしまう。そして鹿島の長年の天敵である大久保嘉人にPKを決められ、結局、1-1の引き分けに終わった。


鹿島は逃げきれそうだったのに、終了間際にまさかのPKを献上して勝ち点2を落とした。あと少しで勝てた試合だし、本当にもったいないとしか言いようがない。

安西のハンドは軽率だったが、鹿島がリードした後、追加点を奪えなかったのも痛かった。特に鈴木優磨は、後半2度あった絶好のチャンスで決めきれなかった。ここで一つでもモノにしていれば、あっさり勝ってもおかしくなかった。

とはいえ、優磨だけが悪いわけではない。優磨とコンビを組んでいた金崎夢生の穴を埋めるような本職FWの不在も鹿島の得点力不足につながっているように思う。

それにしても、鹿島は磐田にさっぱり勝てなくなった。思い出すのは昨年の最終節。鹿島はアウェーで磐田に勝てず、J1連覇を逃した。

また、先月18日のアウェー戦も、打ち合いの末、3-3のドローに終わっている。今度こそとホーム戦の勝利に期待したが、残念ながら今回も勝てなかった。

今季の鹿島は、開幕時からの駒不足に加え、故障による離脱者が相次ぎ、ぎりぎりの戦力で戦い続けているが、そこに過密日程と猛暑が追い打ちをかけた。鹿島のチーム状態は決して良いとは言えないけど、火曜日のACL・天津権健戦には、ぜひ勝ってほしい。

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ジュビロ磐田戦マッチレビュー (鹿島アントラーズ公式サイト)



J1初ゴールを決めた犬飼智也(左)と、終了間際に痛恨のハンドでPKを献上した安西幸輝(右)
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タイ・バンコク
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