「不倫」、「ファン」、「相手」、「アパホテル」、「兄弟」… ネットは祭り状態

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JAL便の機窓から見たカシマスタジアム周辺

鹿島アントラーズの柳沢敦コーチの不倫騒動が報道されたが、アントラーズは柳沢コーチへの聴取を実施、柳沢コーチに無期限の自宅謹慎処分を科した。(記事詳細は下記リンク↓)

私は5日夕方、出張先のベトナム、ホーチミンからJAL750便で帰国した。

成田空港に到着する直前、搭乗機は神栖市と鹿嶋市の上空を通過。機窓から鹿島臨海工業地帯やカシマスタジアムが見えたが、柳沢コーチ謹慎処分のニュースを機内WiFiを通じて知ったばかりだったし、複雑な気持ちでスタジアム周辺の景色を眺めた。

チームが苦境に陥っている中、責任ある立場の者が起こした下半身絡みのスキャンダル。いよいよクラブ崩壊の序章かと思ってしまう。

柳沢コーチへの直接的な謹慎処分理由は、J1リーグ第6節の湘南ベルマーレ戦前日の4月6日に、遠征先のホテルでチームに無断で部外者(アントラーズサポーターとされる女性A)と会っていたこと。

週刊誌報道を受け、クラブが柳沢コーチへの事情聴取を行ったところ、本人が規律違反を認めたため処分に至ったという。

週刊誌の記事によれば、柳沢コーチは女性Aさんと数度にわたって密会。柳沢コーチは、同誌の取材に対して、ホテルでの宿泊は否定した上で「少しお会いしたのは事実」と回答している。

ちなみにJリーグは、サッカーくじtotoに関する八百長防止のため、基本的に各チームには前日移動で試合会場付近に宿泊をさせ、外部との連絡を制限している。

さらに記事には、5月20日に行われたJ1リーグ第15節ベガルタ仙台との試合でアントラーズが敗れた数時間後、柳沢コーチは渋谷区道玄坂のダイニングバーで前述のAさんと食事したとある。

食事を終えたAさんは、その足で近くのホテルへ直行。少し距離を取りながら柳沢コーチが後に続き、ホテルから出てきたのは翌朝だったという。

そしてとどめは、柳沢コーチと関係したとされる女性が後日、アントラーズの現役選手とも関係を持ったことだ。同じチームのコーチと選手が「穴兄弟」。ネット上で祭りになるのも無理はない。

不倫ネタはともかく、ベルマーレ戦前日に柳沢コーチが犯した規律違反は言語道断というほかない。

選手を指導する立場のコーチが、ルールをあっさり破るなど絶対にあってはならないし、コーチングスタッフとしては不適格と言わざるを得ない。

また、記事にある仙台戦後の柳沢コーチの行動も軽率極まりない。

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で準々決勝進出を果たした鹿島は、直後にホームで行われた仙台戦で力なく敗れたが、この敗戦がサポーターに与えたショックは大きかった。

鹿島に関わる多くの者が悲嘆に暮れていた夜、柳沢コーチはチーム状態などお構いなしに不倫関係にいそしんでいたことになる。プライベートとはいえ、手痛い敗戦後によくやるよって感じ。柳沢コーチの厚顔無恥ぶりにあきれるばかりだ。

ワールドカップドイツ大会のクロアチア戦で絶好機を逃した試合後、「急に ボールが 来た」と言い訳したことから「QBK」とあだ名をつけられた柳沢。今回の一件で、「急に 美女が 来た」などとネット掲示板等で揶揄されている。

今季のアントラーズは、国内クラブで唯一ACLベスト8進出を果たしたが、リーグ戦は調子が上がらず、14試合を終え勝ち点18の11位に沈んでいる。すでにリーグ優勝は絶望的で、J1残留が現実目標になりつつある。

故障者の続出や戦力不足、選手のパフォーマンスの低さなど、低迷している要因はいくつもあるが、監督、コーチの責任も大いにあるはず。

そんな中で起きた今回の一件。柳沢コーチの振る舞いは、チーム内の規律を重んじてきたアントラーズの歴史に泥を塗るようなものだ。

今季の鹿島は決定力不足が露呈し、ここまでのリーグ戦の総得点はJ1最下位。元FWの柳沢コーチの指導力不足を指摘する声も多い。そこに規律違反の不祥事まで加わってしまった以上、柳沢コーチは自ら申し出て職を辞するのが妥当だ。

このままクラブに留まったところで、チームに悪影響を及ぼす可能性が高いし、ほとぼりが冷めるまで身を潜めていたほうが本人のためと思うが。

ああ、現役時代のヤナギの輝きが一挙に消え失せてゆく。かつてのファンの一人として非常に残念だ。



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柳沢コーチへの処分について (鹿島アントラーズ公式サイト)


鹿島港上空
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JL759 / NRT→SGN
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ベトナムといえば「フォー」。
滞在中、毎日食べた。
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ホーチミン中心部にあるサイゴン大教会(聖母マリア教会)。19世紀に建造されたゴシック建築の教会。現在、修復工事中。
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ホーチミンの中央郵便局。
フランス統治時代の名残が感じられる建物。
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統一会堂(旧大統領官邸)
南ベトナム政権時代は、大統領官邸として使用された。1975年4月、人民解放軍の戦車が官邸の鉄柵を破って突入。ベトナム戦争終結の象徴的な場所。
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統一会堂近くの戦争証跡博物館に展示されているベトナム戦争時の米軍主力ヘリコプターUH-1(ヒューイ)。このヘリを見ると、映画「地獄の黙示録」の戦闘シーンを思い出す。
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ベトナム戦争終結時に大統領官邸に突入した戦車
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宿泊先のシェラトンサイゴンから見た曇天のホーチミン市内。
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