2018年4月17日(火) 19:00
AFCチャンピオンズリーグ2018 グループH 第6節(カシマスタジアム、6,229人、曇)
画像は、09年の水原三星とのアウェー戦。この時は1-4で大敗している。
AFCチャンピオンズリーグ2018 グループH 第6節(カシマスタジアム、6,229人、曇)
鹿島アントラーズ(勝点9) 0-1 水原三星(勝点10)
すでにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16進出が確定している鹿島アントラーズは、ホームで水原三星(韓国)と対戦。
引き分けでもグループ首位通過が決まる一戦だったが、鹿島は0-1で敗れ、グループ2位通過となった。
この結果、ACL決勝トーナメント1回戦は、グループF1位の上海上港と5月9日(水)にホーム、5月16日(水)にアウェーで対戦する。
仕事で観戦できなかったが、スタジアムで応援したサポーターはさぞ落胆したことかと。それにしても選手の覇気が感じられない試合だった。
仕事で観戦できなかったが、スタジアムで応援したサポーターはさぞ落胆したことかと。それにしても選手の覇気が感じられない試合だった。
選手は最初から2位通過でもいいと思ってプレーしたのかと。14日の名古屋グランパス戦から先発6人を入れ替えたが、先発した三竿雄斗、伊東幸敏、金森健志、中村充孝らは、ミスが目立ったうえに積極性を欠き、まったくの期待外れ。まあ、最初から期待してないとの声もあるけど…。
鹿島は序盤から迫力がなく、どっちがホームチームかわからない有様だった。
鹿島は序盤から迫力がなく、どっちがホームチームかわからない有様だった。
前半31分、ペナルティエリアのすぐ外で中村が不用意な反則を犯すと、FKをダムヤノビッチに決められて先制点を献上。ACLで毎度おなじみのセットプレーからの失点だ。
その後も水原に主導権を握られ、前半終了間際に追加点を奪われそうになる場面もあった。一方の鹿島はチャンスを作れず、0-1で折り返す。
後半に入っても流れを変えられない鹿島。1点リードの水原に守りを固められると、後方でボールを持たされる格好となった。
行き詰った戦況を打開すべく、土居聖真、金崎夢生、小笠原満男が次々投入されたが、交代策でこれといった効果は発揮されず、水原の堅守を崩せないままタイムアップ。
この試合の鹿島は球際で競り負け、最後まで劣勢を跳ね返す力がなかった。グループリーグ初の黒星を喫したが、完全に力負けだった。
鹿島の攻撃のリズムは単調で、序盤から手詰まり感が漂った。攻撃を組み立てようにもオフザボールの動きが悪く、足元のパスに終始。ほとんど前線にボールが収まらず、これでは点など取れるわけない。
鹿島の攻撃のリズムは単調で、序盤から手詰まり感が漂った。攻撃を組み立てようにもオフザボールの動きが悪く、足元のパスに終始。ほとんど前線にボールが収まらず、これでは点など取れるわけない。
時おりバイタルエリアに進入しても、パスミスとトラップミスで自滅。相手にボールを奪われては逆襲を喰らった。
数少ないチャンスはコーナーキックだが、キックの精度とアイデアに乏しく、体格で上回る水原の守備陣に難なく跳ね返された。
今季のACLは、アウェーでは負け無し(2勝1分)だが、ホームではさっぱり勝てない(2分1敗)。正直な話、よく予選突破できたもんだと感心するほどだ。
今季のACLは、アウェーでは負け無し(2勝1分)だが、ホームではさっぱり勝てない(2分1敗)。正直な話、よく予選突破できたもんだと感心するほどだ。
鹿島はJリーグ勢で唯一の16強入りを果たしたが、水原戦のお寒い内容からして、ここから勝ち上がれるかどうか不安が大きい。
予定調和的なJリーグはともかく、ACLは少ないチャンスで得点できる勝負強さが要求される。だが鹿島の現状はその真逆。これまで5回連続で決勝トーナメント初戦敗退が続いていて、とても強気になれない。それでも奇跡を信じたいけど。
負傷者の続出や、過密日程がチーム状態に大きく影響しているのは確かだが、ホームですらタフさを発揮できないプレーぶりからも、戦力の根本的な力不足は明らか。実力的に小粒な選手をかき集めたところで戦力アップにつながらないのは明らか。
今の鹿島を覆う閉塞感は、セレーゾ時代末期のよう。この先、苦戦が続くことも覚悟している。クラブが上を目指すなら、まずは不振続きのブラジル人選手2人の入れ替えが急務。
予定調和的なJリーグはともかく、ACLは少ないチャンスで得点できる勝負強さが要求される。だが鹿島の現状はその真逆。これまで5回連続で決勝トーナメント初戦敗退が続いていて、とても強気になれない。それでも奇跡を信じたいけど。
負傷者の続出や、過密日程がチーム状態に大きく影響しているのは確かだが、ホームですらタフさを発揮できないプレーぶりからも、戦力の根本的な力不足は明らか。実力的に小粒な選手をかき集めたところで戦力アップにつながらないのは明らか。
今の鹿島を覆う閉塞感は、セレーゾ時代末期のよう。この先、苦戦が続くことも覚悟している。クラブが上を目指すなら、まずは不振続きのブラジル人選手2人の入れ替えが急務。
来季以降まで見据えれば、オフに不要選手のリストラを断行し、多少金を使ってでも真っ当な戦力を獲得してほしい。いまさら言うのもなんだが、昨年のリーグ優勝賞金があったらと思ってしまう。
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水原三星戦マッチレビュー (鹿島アントラーズ公式サイト)
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