2018年3月7日(水)19:30(現地) 、 アリアンツ(シドニーフットボール)スタジアム
AFCチャンピオンズリーグ2018 グループH 第3節

鹿島アントラーズ - シドニーFC



鹿島はガンバに1-0で完封勝利。ただし、遠藤康が負傷するアクシデントも。対するガンバは、主審の不可解な判定で命拾いするも攻撃陣が不発で2連敗を喫し、昨年から公式戦15戦勝利無しとなった。

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鹿島は4日、ホームでガンバ大阪に1-0で完封勝ちを収めた。しかし決定力不足という課題は相変わらず。序盤から鹿島が圧倒的に押し込んだが、前半は決定機を逃し続けた。

後半に入っても鹿島はなかなかゴールを決め切れなかったが、後半33分、金崎夢生がようやく決勝点を奪った。これが今季のリーグ戦初勝利。

この試合の影の立役者は、レオシルバに代わって先発出場した小笠原満男だ。

不振を極めるレオシルバは清水戦でパスミスを連発、守備でも精彩を欠いた。ネット上でも小笠原復帰を望む声が上がっていたが、ガンバ戦で小笠原はサポーターの期待に応える存在感を示した。

金崎は試合後「満男さんがいると全然違う。守備の指示が明確」と述べている。久々の出場ゆえ細かなミスはあったし、終盤は足が止まったが、三竿健斗ら周囲の選手と絶妙な距離感を保ちつつ攻守の要としてうまく機能した。

連続起用は難しそうだが、鹿島のタイトル奪還には絶対に必要な選手。まだまだ小笠原の活躍に期待したい。

一方で鹿島の決定力には注文がつく。
後半33分、スローインを起点に鈴木優磨のクロスを金崎夢生が押し込んだ場面は素晴らしかったが、それ以外は再三の得点機を生かせなかった。

鹿島はこの日、シュート18本で1得点のみ。前半15分と前半31分に金崎が、後半15分にはペドロジュニオールが絶好機を逃している。対戦したガンバは好調時の迫力がなく、3点以上取れてもおかしくなかった。

鹿島は昨年終盤、あと1点が取れずにリーグ優勝を逃した。そのリーグ戦のみならず、ACLやカップ戦でも決定力不足に泣いている。

絶対的なストライカーがいない現状で、一気に決定力不足を解決するのは難しいが、フリーで抜け出したり、キーパーと1対1となった場面では、やはりきっちりゴールを決めてほしい。

さて、ここからシドニーFC戦について。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でグループHに入った鹿島は、アウェイでシドニーFCと対戦する。私は鹿島の応援のため、これからJAL771便でシドニーへ向かう。

超過密日程の中、大岩監督の選手起用法が気になるところだが、遠藤康が全治6週間の故障で、安部裕葵が先発出場するかもしれない。

ガンバ戦で途中出場した安部は、個人能力の高さを見せ、何度もチャンスを演出。安部がボールを持つと、何か起きそうな期待感が膨らむ。

守備も良くなってきたが、あとはシュートへの積極性がもっとほしい。個人的には、久しぶりに「おっ、すごいな、この若者は」と思った選手。将来性を考えても、できれば先発で起用し続けてほしい。

そのほかだと、ペドロジュニオールとレオシルバのブラジル人選手の処遇が気がかり。二人を先発で使うのか、使わないのか。仮にどちらかが試合に出るなら、多少でもチームに貢献してほしいけどね。

最後に。
明後日のシドニーFC戦は、ACLグループステージで最も遠いアウェイ戦となる。

中国での試合のような環境面での懸念(反日的行動、ラフプレー、ピッチコンディション、選手への妨害行為)は無いけど、移動に片道10時間近いフライトを強いられるため、選手の体調面が心配。日程自体が過酷だが、なんとか乗り切ってほしい。

鹿島のアジア制覇を夢見てから10年。
鹿島がACLに出るたび、アウェイ戦の応援に足を運び続けてきた。私自身も「今年こそ!」という思いが強い。

できるなら小笠原が現役の間にリーグ優勝とアジア制覇を同年に達成してほしいと願っている。その道は険しいけど、とにかく一歩一歩。

2011年のACLでシドニーFCと対戦した鹿島は、ホーム、アウェイとも勝利している。今回の対戦でも、グループリーグ首位通過に向け、確実に勝ち点3を手にしてもらいたい。



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ACL シドニー戦(3/7)アウェイでの観戦について (鹿島アントラーズ公式サイト)

JL771/ NRT 18:55→SYD 06:40(6日)
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成田空港JALファーストクラスラウンジ
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