ストレス発散は認知症介護の基本 | 認知症介護は思いやり

認知症介護は思いやり

認知症は社会問題です。介護の担い手のお嫁さんが働かねばならないなどのご自宅の事情から、在宅ケアもままならからです。しかも認知症の症状は複雑です。レビー小体型認知症の母の10年以上に及ぶ介護経験から介護保険利用の仕方、介護、症状をやわらげるやり方を教えます。

ストレス 認知症介護

ストレスとは、体外からの何らかの刺激を受けることで起きる体内に生じる歪みのことです。ストレスは、生きていくのに必要です。

しかし過度なストレスは、心身のバランスを崩していきます。そして健全な生活が、送れなくなっていきます。

ストレスの解消は、認知症介護にも必要です。介護者のストレスを軽減することが、認知症介護を楽しく、長く続けるやり方です。

ストレス軽減方法は、要介護者の方と大声で笑ったり、簡単な会話をするように努めること。

それに介護の責任を介護者一人で、背負わないこと。一人で抱え込むと、閉じこもりの生活になりがちで、社会から孤立していきます。

そうならないためには、デイサービスなどを利用します。要介護者の方がデイサービスに行っている間は、介護者の方が自分の時間を持てるからです。そしてその時間だけは、思いっきり自分のためにだけ使うようにすることです。

趣味に励むのもいいですし、親しいお友達とおしゃべりするのもいいですね。

レビー小体型認知症の母をデイサービスに預けていたとき。私は、何もしないでテレビをみてました。認知症介護生活で何もしない時間は、すごく贅沢なことだと思います。

介護していない時も、役所にいったり、買い物したりとか、介護者の方は、自分の時間を持てないのですから。