看護師さんと認知症介護 | 認知症介護は思いやり

認知症介護は思いやり

認知症は社会問題です。介護の担い手のお嫁さんが働かねばならないなどのご自宅の事情から、在宅ケアもままならからです。しかも認知症の症状は複雑です。レビー小体型認知症の母の10年以上に及ぶ介護経験から介護保険利用の仕方、介護、症状をやわらげるやり方を教えます。

看護師 認知症介護

認知症介護には、介護職の方とおなじように看護師さんの力が必要になります。看護師さんは、医療のプロですから、親しくなると大変心強いです。

認知症介護で看護師さんと親しくなるには、3つの方法があります。

・訪問看護師さんとして家に来ていただく。
・デイサービスに勤めておられる看護師さんと親しくなる。
・ケアマネジャーさんを、看護師さんになっていただく。

ただし、どの方法もお住まいになっている地域事情などに左右されます。

例えば、訪問看護師さんを頼もうと思っても、やっていただける事業所がない。デイサービスによっては、非常勤の看護師さんで運営されているので、親しく相談できるまでにはならない。ケアマネージャーさんも、看護師さん以外の資格で取られた方がいる。

だから、看護師さんに認知症介護を支えてもらおうと思っても、現実には難しいこともあります。

でも、認知症介護サポーターの意見を言わせてもらうなら、なるべく看護師さんと親しくなったほうがいいです。

レビー小体型認知症の母は、恵まれていました。3つの方法とも素晴らしい看護師さんと出会たからです。

医療面でのアドバイスを看護師さんたちからしていただいたおかげで、わたしの認知症介護生活は、楽しいものとなりました。

看護師さんたちの存在が、認知症介護生活のストレス軽減にたいへん役立ちました。

ご家庭の認知症介護生活に、ぜひ看護師さんの力を取り入れることを、お勧めします。