禿同

 

 

 

ヒエーゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

 

 

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■野田数氏という曲者 前川喜平

 

 

 東京都水道局が2022年度から33区内の料金滞納者への催告を訪問から郵送に変更したため、水道停止件数が10万5千件から18万件に増加した(25日本紙)。その催告業務を行う東京水道株式会社の社長は、小池都知事の元側近・野田数氏だ。この人物が相当の曲者なのだ。

 野田氏は00年に小池氏の秘書になり、09年に都議になった。都議としての「業績」として同氏は、朝鮮学校への補助金を停止させたことや都教委作成の歴史教材「江戸から東京へ」に「大東亜戦争」と書かせたり南京事件の記述を削除させたりしたことを挙げている。

 民族差別と歴史改竄主義の塊のような人物だ。12年には都議会で、日本国憲法を無効とし大日本帝国憲法の復活を求める請願の紹介者となり、その採択に賛成した。憲法99条の憲法尊重擁護義務に反する行動だ。

 16年の都知事選では小池氏の選対本部責任者を務め、小池都知事就任後はその特別秘書になった。19年4月に現職に就いたが、この人事を「天下りの極み」と言って小池都知事を攻撃した萩生田光一氏が、今や小池氏を全面支援している。野田氏は日本版「水メジャー」を目指すと公言している。

 旧憲法を信奉する同氏に、憲法25条の生存権を保障する使命感など皆無だろう。こんな人物が進める水道民営化は地獄への道だ。 (現代教育行政研究会代表)