Facebookより

 

 

小西 誠反戦平和のための軍事問題研究

小西 誠  

 

●自衛隊は、戦争態勢のための軍拡を直ちに止め、大災害に向け、全ての組織・装備・訓練を再編成し、大転換せよ!
――琉球列島のミサイル基地化=戦争の脅威を煽る、現在の自衛隊の組織も態勢も、日本にとっては「無用の長物」であることが、このの能登大震災で証明されつつある。以下は、Facebookの投稿から


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何度も書きますが、能登地震の場合、自衛隊には救出活動は無理です。倒壊した家の下から助け出すのは、相当の技術・経験・器具が必要ですが、自衛隊はどれもありません。下手に倒壊建物をいじると、せっかく生きながらえていた人が、建物が崩れて助かりません。実際、一部の隊員達が、現地でやっているのは、毛布や水を配る、山崎パンを配っているだけです。倒壊建物からの救出ができるのは、熟練し経験し、そのための器財を持つ消防・警察のレスキューだけですね。

つまり、戦闘を任務としてきた自衛隊は、この状況では、訓練も、経験も、器財もない、ということです。人海戦術で、瓦礫をかたづけるのが関の山でしょう。歴史的大災害期にある日本では、もはやこの大災害に対処ではない自衛隊は「無用の長物」になろうとしています。

危機を煽って戦争準備(琉球列島のミサイル基地化)をしている自衛隊は、根本的な大転換が必要な秋に来ています。

――それにしても、地震発生からほとんど分かっているのに、倒壊建物から救出すべき要員を動員するということへの、キシダ政権の危機感のなさ、対処力のなさが悔やまれます。

道路が寸断しているからこそ、自衛隊のヘリを大量動員して、消防・警察の部隊を空中から被災地に投下すべきです、でした。分かっているだけで、200件近い人達が今も救出を求めているのに、救援部隊が来ない、という状況。これでは、助かる命さえ助からないでしょう。
報道では「がんばって」と倒壊建物に向かって叫ぶ家族の悲しい声が響いています!