Facebookより
印鑰 智哉
バイエルは買収したモンサントの負債に苦しみ続ける。米国フィラデルフィア法廷、バイエルに22億5000万ドル(3318億円超!)の賠償をモンサントのラウンドアップによって非ホジキンリンパ腫(血液のがん)になってしまったジョン・マッキヴィソンさんに支払うよう命じた。
あまりに高額の賠償額に驚くが補償損害賠償は2億5000万ドルで、それに懲罰的損害賠償が20億ドルとのこと。バイエルは控訴した。このような裁判はあと5万件を超しているという。多くの原告が生きられる時間が短いことを考えると早急な対応が求められる。そして一刻も早くラウンドアップ/グリホサート系農薬の全面禁止を実現する必要があるだろう。
これで6回連続のバイエルの敗訴となる。モンサントの農薬ラウンドアップについてはねじれた状況が続いている。世界での裁判の動向は一時期、バイエルが御用科学を動員してバイエルの勝訴が続く時期もあったが、結局、ラウンドアップの有害性、それを知らせなかったモンサントの悪意の判定に関してはもはや覆せない状況になっている。つまりラウンドアップは危険だ、という判定になっている。しかし、一方で政府レベルではこの使用の再承認が行われている。ただし、EUではその政府の承認を訴える訴訟が始まっている。
問題なのは日本である。日本のマスコミはこの6回連続でバイエルの敗訴となった裁判を伝えていない。だから海外の情報を読まない日本語圏の人にとってはバイエルは今でも勝ち続けていることになってしまっている。
そして欧米では個人向けにはラウンドアップの販売がされていない流通業者が増えている。でも日本ではホームセンターに行けば大セール中である。
Bayer ordered to pay $2.25 billion in latest Roundup trial
https://www.reuters.com/.../bayer-ordered-pay-225.../
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この国の政治は、30年間「無策だった」のではなく、「国民を苦しめ続けてきた」ようなものだ。給料が上がらないのに、税金も保険料も物価も上がり、国民の負担は増えていく一方。さすがに日本もそろそろ「国民負担増の政治」から「国民を救う政治」に転換すべきときだと思う。 https://t.co/zu6UIGLr20
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) January 31, 2024
政党助成金の創設から30年、自民党への交付総額は4400億円に上る。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) January 29, 2024
「政党助成金をつくる代わりに企業・団体献金は禁止」と約束していたはずが、政党助成金はもちろん、企業・団体献金は抜け穴を用意し、パーティー券で荒稼ぎし、裏金づくりまでシステム化。国民に対して二重三重の裏切りではないか。 pic.twitter.com/tzhuQXoc4A
【大拡散】裏金議員ランキング💰💰
— さようなら自民党政治(次回2/9国会前) (@WeWantFuture) January 30, 2024
派閥の問題?税の問題?法の問題?いえ、カネに汚い〈自民党政治〉の問題です。#さようなら自民党政治 pic.twitter.com/uqe33xVtZI
だよねー