Facebookより

 

社員が本を出そうとすると朝日新聞社は弾圧!!!!

伊藤 千尋

人生をかけた青木記者の渾身の書

『なぜ日本は原発を止められないのか?』(文春新書)

 

 

 

 福島であれだけの大事故を起こしながら、しかもドイツやスイスが原発をやめると宣言する中、日本はなお原発に固執し再稼働させています。事故などなかったかのように振る舞い、高い放射線量の地に被災者を戻させようとする政府。なぜ日本は原発を止められないのでしょうか。

 

 朝日新聞の後輩で長く原発を取材してきた現役の記者、青木美希さんがその問いに答える本を出版しました。出版させまいとする会社の圧力を振り切っての行動です。この本を読めば日本の原発政策の実態を知り、政界や官僚、業界、学界さらにマスコミで権力を握る人々が、自らの利益のためにいかに国民を愚弄しているかがわかります。

 

 青木さんは数百人にのぼる原発の研究者や被災者らだけでなく原発推進派や官僚たちにも粘り強く話を聴きました。その証言をもとに資料にあたって裏付けをとったのです。そこで知ったのは、人間の命や社会のためでなく「組織の論理」に従い、原発の危険性を知りながら安全性を無視した人々が事故を招いた事実です。学者は電力会社から研究費をもらい、審議会の委員になることで教授に昇進しました。メディアもまた、こうした状況をチェックするどころか、大手新聞の論説委員が原子力関連団体の理事に再就職する癒着ぶり。原子力で利益を得る人々がこの国の方向を危うくしたのです。

 

 青木さんは小泉氏や枝野氏ら歴代の政権担当者だけでなくドイツやイタリアの原発担当者らにも取材しています。原発がなければ日本は立ちいかないと言われますが、原発事故のあとの2年、日本は原発なしでやってきたではありませんか。今の日本で「原子力ムラ」のトップにいる首相が原発をやめると舵を切れば、原発をなくすことができる、と青木さんは断言します。

 

 そうだ、まずは岸田首相に読んでほしい。支持率最低の岸田首相にとって、支持率を上げる起死回生のチャンスになるでしょう。

 

 みなさんにとりわけ読んでいただきたいのは「おわりに」です。今の朝日新聞がいかに非言論機関に成り下がったかが切々と書かれています。社員が本を出そうとすると会社は弾圧するのです。言論機関なのに言論の自由を認めないなんて、僕の現役時代には考えられなかったことです。今の朝日新聞の執行部は記者を管理、統制することしか頭にない。だから真面目な記者たちが苦しんで社をやめていくのです。

 

 この本の出版に対しても、社は「認められない」と通告しました。言論の自由を定めた憲法よりも組織の論理を振りかざす。ジャーナリズムの風上にも置けないやつらが権力と結託して日本をおかしくしているのです。青木さんは書きます。「私は何とか言論を守れないかとこれまで社内にとどまってきたが、結果的に社を去るかもしれない。それでも、事実を届ける方が大事だと出版に踏み切った」と。

 

 青木さんは人生をかけています。苦悩する彼女の決心を応援するためにも、ぜひ、この本を手に取ってください。読むだけでなく、広めてほしい。読者の支持が明らかになれば、彼女が社内で記者として活躍できるきっかけになるかもしれません。もっと望みたい。これを機に、あきらめかけていた日本の構造の変革に立ち上がってほしいと、切に願っています。

 

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☟ これも報道されない日本マスコミの得意例

 

印鑰 智哉

ラウンドアップ裁判、4回続けてバイエル敗北。ごり押しでEUでのラウンドアップの再承認をもぎ取ったバイエル、でも裁判では負け続け。ラウンドアップで非ホジキンリンパ腫(血液のがん)になった4人の原告に15億6000万ドル(2300億円を越す)という巨額の賠償金を払えという判決になった(1)。

 

 こうした訴訟がまだ4万ほど残っている。バイエルはモンサントを2018年6月に買収して以降、そのモンサントの主力商品である農薬ラウンドアップによって引き起こされたがんによる訴訟を10数万件起こされ、その大半は和解金で済ませたものの、それでは解決していないケースが多数残っている。

 

 ラウンドアップが引き起こす症状はがんだけではなく、呼吸器、皮膚、腸・免疫系、神経、遺伝、生殖など広範囲な領域に及ぶ可能性がすでにさまざまな研究によって指摘されている。もっとも裁判ではがん(非ホジキンリンパ腫)だけが対象となっている。もしそれ以外の被害も裁判で問うことができれば、その裁判は現在の一桁上の数字になるかもしれない。

 

 もはやバイエルにとって、ラウンドアップは重荷でしかなく、株主からはモンサント買収は間違いだったと批判される事態にもなっており、事業を別会社に分離することも検討していると言われるが、バイエルは主力の医薬品部門でも失敗し、その上にこの巨大訴訟を抱え込んでおり、事態は深刻だ。バイエルの株価は低迷を続けている(2)。

 

 バイエルは特許切れが迫る主力医薬品に代わる新規医薬品開発に失敗。実際に農薬も古いラウンドアップ(売り始めたのは1970年代、もう半世紀前の製品)の代わりになる農薬も作れていない。ちなみにモンサント(バイエル)の技術パートナーである住友化学もかつてない厳しい経営状況に落ち込んでいる(ラウンドアップを日本で売っているのは日産化学)。

 

 欧州委員会では猛烈なロビー活動によって、危険を示す科学論文をすべて無視させることに成功したけれども、米国の裁判ではラウンドアップを世界に送り出したモンサント自身がその危険を社内調査でつかんでいた事実が情報開示によってすでに明らかになっている。オーストラリアでの集団訴訟も9月に始まり、その影響はさらに広がるかもしれない。

 

 驚くのはこの4回のラウンドアップ裁判、日本のマスコミが伝えていないこと。これでは日本の社会はまっとうな判断することは困難だ。情報は社会の血液。滞れば体がダメになる。今日も日本はラウンドアップの大セール中。

 

(1) Forrest Weldon Law Group Delivers Justice With $1.56 Billion Victory in Bayer Roundup Trial

https://www.businesswire.com/.../Forrest-Weldon-Law-Group...

(2) Bayer Faces Fresh Blows on Two Fronts With Drug Setback, Roundup

https://www.bnnbloomberg.ca/bayer-faces-fresh-blows-on...

Bayer AG : A difficult Sunday

https://www.marketscreener.com/.../Bayer-AG-A-difficult.../

 

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Facebookより

 

山本太郎後援会

#NoGenocide #FreeGaza  #CeasefireNOW 

🐾⬇︎私も昨日、職場のインドネシアンの研究員からあの(大石あきこ)議員を知っていますか?あれが虐殺でないなら何が虐殺かと政権に詰め寄って凄いねカッコいいね。みんなファンになっていますよと言われました。ヤジへの怯まない対応も素敵とジェスチャーして見せていました。彼女の公式のInstagramを教えてと。北 野 ゆ り يوري@yuric117

 

🐾れいわ新選組の大石あきこ議員の「これがジェノサイドでなくて何なの?」動画は、国境を超えて数万リツイートされ、トルコやイランの国営放送でも取り上げられた。そして、英語だけでなく、フランス語、スペイン語などにも翻訳され、私の当初の期待を百倍くらい上回る規模で全世界に拡散されています。Thoton Akimoto فلسطين@AkimotoThn

#NoEthnicCleansing

https://x.com/AkimotoThn/status/1728146607948865589?s=20

 

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