これ7年前の記事ですが
まさにおっしゃる通りになってます
作家・池澤夏樹氏が危惧「筋交いがない日本という家は潰れる」
◆ 国とは柱や梁や屋根があるものだと思っていました。国家と書くぐらいですからね。しかし、日本の家は筋交いが入っていなくて今や平行四辺形。潰れますよ、いずれ。
◆ 結局、全部が米国なんですよ。基地問題、安保法案、原発の後ろにも米国がいる。
(米国は)戦後、しなかったことがないくらいに戦争をしています。戦争しなければ国を維持できない。ここがヨーロッパの国と違うところです。
◆ ――経済政策にしても、日本は米国流のグローバルスタンダードというか、新自由主義を全面的に受け入れている。
企業が儲かれば庶民にも恩恵が行くというトリクルダウン説ってあるでしょう。僕はあれを「悲しい流しそうめん」と呼んでいます。下流の方でいくら待っていても何も流れてこない。沖縄については「後ろ手で縛られた回転ずし」と書きました。目の前を富のようなものが流れていくけど、沖縄の人は手を出せない。結局、この国は主権在民ではなく、主権在企業なんですよ。すべては企業のお金の尺度になって、企業が栄えて、国はどんどん劣化していく。人間にとって幸福とは何かを、頭から考え直さなければいけないと思います。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163141/1
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ゲゲゲげ