「二階氏の顔を立てるために都が備蓄してきた33万着もの防護服を中国に寄付している。都内の病院では防護服が不足し、その結果、医療関係者が感染の危機にさらされた。自分の政治生命を都民の生命よりも優先する彼女の『自分ファースト』は今後も続くことだろう」。唖然。

小池再選を生んだメディアの忖度気質

 

 

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立川談四楼

小池都知事の再選は、コロナ対策の振りをして会見を開きテレビに出続けたからだ。視聴者は内容に興味はない。何を言ったかなんてどうでもいい。出ることがすべてで「この人、知ってる」となるのだ。吉村知事もそれで好感度を上げ、タレントも出たがり、評論家も講演料を上げるべくテレビを目指すのだ。

 

立川談四楼

テレビは小池都知事を映し続けた。結果知事は再選され、早速安倍さんに会い、五輪開催で一致したという。ウツケンやタロウを映さなかった理由がここにある。テレビは儲かる五輪をやりたいのだ。中止を唱える2人に勝たれては困るのだ。マスコミの堕落極まれりだが、当然裏には電通の暗躍があるだろう。

 

 

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【吉村知事の扱いに疑問 】桜宮淳一

 

 

いまや、女性誌の表紙にまでなった。イケメンタレント扱いである。大阪府の吉村洋文知事45歳。国民がのぞむ首相候補として1位になったという調査もあるらしい。一人の知事が全国的に注目を集めたのは極めて異例のことだ。そしてここまでのブーム、を作ったのは、まぎれもなくテレビである。

 

大阪府のHPには、3月以降知事が出演したテレビ番組が公務の″記録″として載っている。3月に8回、4月には23回と急増、5月はなんと29回にのぼっている。一日に3つの番組をはしごすることも珍しくない。ある特定のテレビ局への出演回数が際立っているが、大阪の知事なのに東京キー局からも引っ張りだこで計8回出演している。

 

新型コロナの感染拡大期に自治体が発する情報は必要である。テレビが詳しく伝えるのは当然であろう。しかし、この間の番組を見ていると、松の大半を知事の生出演に費やす局の姿勢には疑問を感じざるをえない。

 

「大阪モデル」「大阪産ワクチン」など、大阪 は独自の戦略によってコロナ対策をリードしていることを知事はしばしば強調する。大阪のテレビ局はそれを支持し、あげくは持ち上げる。番組ゲストのお笑いタレントが「知事、すごい」と応援する場面もあった。これをみて思った。番組の制作者はプロ野球のタイガースを応援するノリと同じ精神構造で知事を出演させているのではなかろうか。大阪がんばれ!と。そこには、少し距離をおいて政策を検証しようという姿勢はみられない。

 

今般の新型コロナウイルス禍は、人類全体が直面している地球規模の問題である。日本が、大阪が、というスケールの話ではなかろう。ワクチンにしても「大阪産」を強調して一番乗りを競う話ではないと思う。

 

最後に強調しておきたいのは、吉村知事は多数の国会議員を擁する政党の「顔」でもあることだ。大阪維新の会代表代行かつ日本維新の会副代表である。今年1月には「大阪都構想」の賛否を問う2度目の住民投票を行いたい意向だ。政治家の言動には政治的思惑があるとみて対峙すべきことは今さら言うまでもないが、現在のテレビ局にはそうしたリテラシーは皆無のようである。(さくらのみや・じゅんいち 在阪テレビ局記者)

 

 

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河井克行容疑者の買収に「安倍事務所」関与の新証言! 現金渡した相手を首相秘書が訪問、1億5千万円が出た時もキャリーケースを…

https://lite-ra.com/2020/07/post-5508.html

検察は明らかに、安倍首相の周辺にまで捜査の射程を伸ばしている!

 

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感染200人超でも強行GoToキャンペーンの裏! “影の総理”今井補佐官と“菊池桃子の夫”新原局長が経産省利権にすべく暗躍、1兆7000億円計上

https://lite-ra.com/2020/07/post-5509.html

専門家会議の廃止と後継組織「分科会」の人選の裏にも今井補佐官の経済優先

 

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