悪魔の消費税図解


消費税導入が 1989年
3%から5%に上がったのが 1997年


消費税増税しても税収は下がった...ということは...今回も




そして消費税が2%上がると 多くの中小企業が倒産し..自殺が急増

1997年から98年にかけての自殺の推移 職業別
自営業者と被雇用者が急増してる 前年の4割増し..





法人税は 消費税導入の年
1989年 それまでの42%から40%へ減税
1990年 37.5%
1998年 34.5%
1999年 30%
2012年 25.5%

法人税減税したのに賃金は上がらず




賃金切り下げと人員削減で 大企業が莫大な利益を溜め込んでいる実態


内部留保は増えてるのに給料は下がる




大企業の最新輸出還付金額の推算
10%になったらこの倍になる....
大企業だけは守られている




26年間の消費税収282兆円 法人税減税255兆円 
消費税収は法人税減税で消えた...
 



社会保障のためというのが嘘だとわかります
だって実際の年金制度は加入者の掛け金でじゅうぶん賄われてるんだもの


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「消費税は悪魔のシステム」斉藤貴男    赤旗2013年8月20日



消費税は原則、全ての商品やサービスの流通段階に課税されます。
「納税義務者」は課税売上高が1000万円を超える事業者と決まっていますが、
税金を負担する「担税者」の定めはありません。

消費税は消費者が負担する税金だと言われていますが、
価格に転嫁できない中小零細業者は身銭を切るしかない。
結局弱い者が負担を強いられる。これが問題です。

消費税はお年寄りだろうが赤ちゃんだろうが、関係のない人はひとりもいない。
にもかかわらず、このイロハのイを知っている人がほとんどいません。

財務省は、広く薄く公平でシンプルな税制だというけれども、
弱い者が負担するという点で、これほど不公平な税制はありません。

消費税は中小零細業者の倒産や廃業、それにともなう失業者や弱者を激増させ、
さらに社会そのものを著しく劣化させて、悪意に満ちた社会にしてしまう
悪魔のシステムだと思います。

多くの人が増税をすすめる自民、公明、民主党に表を入れてきたのは、
社会保障のためなら仕方がないという論理をある程度受け入れたからです。

しかし、『消費税は社会保障のため』という大前提が完全に裏切られています。
以前から自民党は国土強靭化計画を打ち出し、その後、税・社会保障一体改革で
社会保障改革法案が成立しました。
社会保障の切り捨て、自助共助を打ち出す方向です。
自民党政権になったらただの「土建屋政治」です。
あんなに問題になった公共事業へのばらまかいがまた復活されようとしています。

消費税について正確な理解をし、主張をしているのは共産党だけだと思います。
自営業、零細事業者とそうでない人との対立を招いてしまうと、
むこうの思うツボです。
仕入れ先や従業員を泣かせたりすることで大きな会社だけが生き残る。
何のための政治かと、私は怒り狂っています。
常に弱い者を泣かせることでしか成り立たない税金であるということを
きちんと国民に伝えることが大切だと思います。

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「ちゃんとわかる消費税」