「だまされたのなら だまされた責任をとるべきだ」

「子どもたちに、責任を取らせてはいけない」 以下転載



確かに多くの日本人は国家・電力会社・巨大産業・マスコミが一体となった
安全宣伝の前に「だまされた」のだと思います。

でも、「だまされた」から無罪だとは思えません。
だまされたのなら、だまされた責任をとるべきだ、と私は思います。


日本人の大人は、すべからく責任がある。
だから、大人は被ばくをあきらめてくれ、と私は思っている。

でも、子どもには責任はない。
子どもたちに責任を取らせる、押しつけるということは、
決してしてはいけないことだと思います。


そして、さらに悪いことには、私のように60歳を超えた人間は、
子どもに比べたら(放射能感受性が)何百倍も鈍感です。
赤ん坊にくらべれば千倍と言ってもいいかもしれない。

推進派の言い分は、これまでは平常時だったが、
今は緊急時だからこれまでの法律は適用しなくてもいい、という言い分です。

でも、それならば緊急時にした責任をまずとってくれ、と思うわけです。
「事故は起きない」と言ってきた彼らが間違いで、
事故で膨大な放射能を撒き散らした。
彼ら自身が決めた法律を守れなくしたわけですから、
まずはその責任をきちんと取ってから次のことを言え、と私は思います。 

 
怒りを、本当に感じます。

まずは、これまで日本の国家をいいように動かしてきた人達が、
自分たちのやってきたことの間違いの責任を明らかにして、
個人責任を含めて、その責任を取る。

そのうえで、大変申し訳ないけれども緊急時になってしまった、
大変申し訳ないが20ミリシーベルトまでは我慢してくれというのなら分かります。

そうではない、
東電の会長・社長以下経産省の官僚も政治家もだれも責任をとらない。


そして被ばくは子どもたちを含めて我慢させるというようなことを言っている。
とうてい許すべからざることだと私は思います。

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