文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」
 (アーサーさんの登場はの16時40分頃から)

4月25日アーサー・ビナードさんのコメント


初めてのハワイ旅行帰りのアーサーさん
面白かった!フラダンスのすごさ!ウミガメ!

パールハーバーにも行った!
パールハーバーは見事な演出 またの機会に語りたい。
(アーサーさん パールハーバーの謀略について話してくれるかな~楽しみ)




~今日の本題「東京スカイツリー本当はここがすごい 」


展望回廊には行った事ないし
TV見ないからスカイツリーなんかいらないと思ってた。
業平橋という素敵な名前の駅があったのに
東京スカイツリーなんかになってしまって嫌だった。

うちから見える夜景はきれいだが。

スカイツリーを調べたら上じゃなくて下が面白い。

東京は地下が面白い あらゆる意味で面白い。
帝国の歴史が地下に潜んでいて秘密が沢山ある。

東京スカイツリーは輝かしい未来につながる秘密が地下に隠れている。
日本で一番高いタワーであると同時に
実は日本最大規模の地中熱エネルギー利用施設である

周辺の10ヘクタールを超えるスカイツリータウンの
冷暖房は地中熱が使われている。


地熱とは違う 地熱は高温のお湯が沸いている所で
その蒸気でタービンを回して発電するのが地熱発電。

地中熱は地下の熱を利用したヒートポンプという熱交換器が使われている。
地下15メートル以上掘ると1年を通して温度が一定。
18度ぐらいでいつでも使える。
夏には涼しく冬は暖かく感じる。

ソーラーなどと組み合わせて使う。
単純に言えば地中熱を利用するための杭を埋め込めば
世界中どこでも使えるものでものすごく節電になる。


既にできている建物だと改めて埋め込まないといけないからコストは掛かるが
新築の建物なら基礎工事の杭を打つ際に同時に打ち込めば工事費安くなる。

専門家によるとスイスでは新築住宅の80%が既にこれを使っている。

日本は全然全く使われていないが
スカイツリーはこれを見事に使っている。

夜の間に熱を貯めておいて日中その熱を使うという蓄熱層。
東京スカイツリーの場合周辺の地域も含めて
従来の電気やガスを使った場合より44%の省エネ。


エアコンの室外機がいらないから ヒートアイランド現象がなくなる

ヒートポンプを使うことは隣人愛です
隣をあっためながら自分の部屋を涼しくするって
近所付き合いもまずくなる。

東京はそういう状態だが
ヒートポンプを使って地中熱を生かせばそれがなくなる


大規模な地熱発電じゃなくても
100度ぐらいの温泉をさます際の温泉発電もできる。
小水力発電とかその場所に一番適したものと地中熱を組み合わせば
日本の今の節電を遥かに超えることができるし
夏冬の電力のピークがなくなる。

これをやれば再稼働などいらない


カチカチ山そのままの 茂木山だ。
福島で大やけどして再稼働の軟膏を塗って塗ってと
唐辛子の再稼働軟膏を塗る。


泥舟まで行こうとしてるが僕らは泥舟に乗ってはいけない。
地中熱の利用で乗り越えなければいけない。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・また来週



「プレゼント」ボブ ギル (著) アーサー ビナード (翻訳)