[文化放送 新番組]吉田照美 飛べ!サルバドール 4月4日
(月曜~金曜の15時30分~17時50分)


アーサーさんおめでとう

44回講談社出版文化賞絵本賞受賞

 

「さがしています」アーサー・ビナード

おすすめっ




アーサー・ビナードさんのニュースのサルベージ


情報の海の底に沈んでいるニュースを引き上げます


~地底に潜んでいる「シェールガス革命」について

これは革命ではない。
新しいエネルギー資源でもない。
取り出せなかったもの 
あるけど取れないものが取れるようになっただけ。

取れる化石燃料の埋蔵量が増えただけ。
革命ではなく先延ばし 締め切りが伸びただけ。


「革命」とは何か?について毛沢東に聞いてみた。
暴力に訴えて革命をやった ガンジーと真反対。


「革命の定義とは
 人々を招待して食事会を開く事とは違う
 みんなに読んでもらうエッセイを書く事とも違う
 絵を描き上げるようなものでもない
 革命とは武装蜂起だ
 支配階級を引き下ろしすべてをひっくり返すことを革命という」

暴力を使わない蜂起もあってガンジーがやったのもあるが
ポイントは支配層が変わること。

エネルギー「革命」はそれをやるべきだった。
半世紀もそれをやってこなかった。
石油・ガス・原子力に頼って先延ばしして
儲け儲けでずっとやって来た。

やらなきゃいけない革命は
大量に電気を生み出す中央集権体制の儲けを変えること。
大量に供給することを変える。

地熱・小水力・風力・ソーラーなど再生可能エネルギーで
それぞれの地域であったエネルギーで地産地消。


そうすれば政治も経済も地域主権・分散型になる。
大きな帝国じゃなく地域でやる。
食料の地産地消ともつながる。

その方向に行けば20世紀とは全く違う21世紀の革命になる。
ドイツは脱原発で電力輸出が前年の4倍になった。


シェールガス革命で日本に入って来るのは早くても2017年。
液化しなきゃいけないし設備投資もある。
だったらドイツを見習ってやることがあるだろう。

ちっとも革命じゃなく先延ばしにしてガッポガッポ儲けうるため。
既得権で儲け続ける。

石油メジャーが同じように儲かる利権構造は変わらない。
それを「革命」という偽りの名前をつけて経済界が売り込んでいる
これが「シェールガス革命」

大きなエネルギー戦略なので領土問題にも関わるし 
環境への影響もある。

~~続きはまた来週~~

なあるほどっのお話でした

が アーサーさんのコーナー短いぞ

もっと聞きたい