全ての原発は必ず同じ出力の火力発電(バックアップ発電)設備と
セットになっている
原発がなくなっても「停電」も「電力不足」も全くなし

火力バックアップとセットの原発 

~~以下転載

僭越ではありますが、原発の基本的なシステムについて
少し書かせていただきます。

原発は、それ自体で独立しているシステムではありません。
全ての原発は必ず同じ出力の火力発電(バックアップ発電)設備と
セットになっております。それには二つの理由があります。

①まずひとつは、国を大きく分けた各ブロックごとの独占企業である
電力会社に課せられたデンキの「安定供給」の義務があります。
今回のような地震、あるいは事故による緊急停止の際、瞬時に切り替え
停電を防ぐ「スタンバイ」システム
です。

②もうひとつ、こちらは原発と不可分の要因です。 
通常時の原発は、点火後、約一週間かけて徐々に出力を上げ100%に 
移行します。出力を落とす時はその逆行程です。 
その時、例えば出力100万kwの原発が単独で出力を上げるならば 
その分余分なデンキが市場に溢れてしまいます。
単独で停止すれば大停電です。
そうならないために、必ず同じ出力の火力発電が
ちょうど公園などにありますシーソーゲームのように 
原発の上げ下げの片方となってバランスをとります。
このように火力が原発を補佐することで原発の稼動が可能となっています。 

この情報は、福島原発6号炉と、東海原発2号路を総監督として 
建設した、元GEエンジニアだった菊池洋一さんによるものです。

従って、日本にある全ての原発には必ずバックアップ発電装置があり、
いつ何時、全てが停っても停電しない仕組み
ができあがっています。

2003年、4月から数ヶ月のあいだ、
東京電力所有の17基全てが停止していました。
また、四年前の中越沖地震の時、
柏崎刈羽原発7基全てが約2年停止しましたが、
停電はありませんでした。

今回のこの停電(計画)騒ぎは、
これらの原発とセットになっている
火力発電や水力も共に壊れたことによります。
原発が停止したからではありません。


これは、大変重要な事実であり、情報であります。
このことが全く知らされていないために、
これほどの重大事故大惨事になってもなお、
デンキのためには「危険でも原発はやっぱり必要だ」という筋書き
になってしまいます。

現に多くのマスコミも一般の人たちも、
そのように発言していて背筋の凍る思いがします。
このような大災害はこれで終わり、ではないと思います。

せめて原発による放射能被害を二度と繰り返さないために
日本中に在る全ての原発を即刻止めてもらいたいと思います。
人類滅亡の終着点になってしまうのは困ります。  

山田征

ーーーーーーーー「ひとりNGO」などの著者。

山田さんのひとりNGO




わしらどんだけ騙されてきたんだろ


以前からまともな専門家は主張してました
「ほんとに 原発って必要なの?」藤田祐幸氏
  下矢印
原発問題研究者に聞いてみました(月刊チャージャー2007年4月号)