31日、原発大国であるフランスから大統領が来日。原子力発電の専門家も随行していました。記者会見場でサルコジ氏は”原子力行政は世界的なルールがない、G20の協議を叩き台に年内、に国際的な、原発の安全基準をとりまとめる必要がある”と表明しました。つまりですな、原子力発電は、すでにメジャーになろうとしながら国の海外に確たる、安全基準がなかったんですなあ。それを東京電力だけに問題があるような攻め方をした私は随分粗忽者だったんですねえ。
よーく考えてみると国自体が人体に与える規準が曖昧なまま、つまりこのような大災害を想定していなかった。そうしてメディアが引っ張り出してくる、えらいセンセの勝手な薀蓄を聞いて我々は踊らされているんですね。だって原発大国の大領領が”国際的な安全基準をつくらなければならない”と背の低さをカバーするように背筋を伸ばしていってたじゃありませんか。
記者会見といえば原子力安全・保安院の広報としてカメラのまえに立つ御仁は、ドリフターズの加藤 茶にそっくりですな。顔も真っ黒でまるで放射能を浴びているみたいで、”海水ヨウ素が通常の3355倍になった”って29日の記者会見の場で発表していましたが、常識的には何千倍以上も数値がアップしたのなら、こりゃ、大変だと思うでしょ。ところが安全基準がアヤフヤで、”問題はないと考えてられる”などと歯切れがわるい発表ですから、その数値が人体にとってどうなのかという肝心なことがわからない。だから視聴者は過剰反応して風評被害になる。
それにしてもやたら「シーベルト」とか「バリウム」、「セシウム」など今まで聞いたことのない専門用語が飛び交って、なにが、なんだかわからない。不安だけが広がっていく。それが無責任に言いたい放題のジパングでは強調されていく。イヤな時代になりましたね。私としては問題がなければイチイチ発表は控えてほしいのですが、そうなればマスコミとか煩いひとたちが”情報を隠蔽した”などというのでしょうかね。ややこしい時代になりましたなあ。人体に影響を与えることですからこれ以上の話は控えることにいたします。
さて、提案ですが専門家と称するセンセやそれを引っ張り出すマスコミも含めて、早く統一した安全基準なるものをつくりあげて、専門用語が一人歩きすることのないよう、仮にあったとしても、その数値が人体にどうなのか明確に表明して風評被害の素になるものを絶つ。そういう動きを早急にやってほしいと思いますね。
これは農業など第一次産業に従事されている方々の生命線でもあるんですからね。それに毎日、一喜一憂させている原発の存続も感情論だけではなく代替エネルギーは、どうなるのか、それがコストとしてどうか、現実的な議論のうえ、我々も覚悟して聞く。防災だって仕分けされて没になったスーパー堤防など改めて見直して、それがどう我々にツケが回ってくるのか覚悟して、可愛い孫の時代に安心して暮らせる日本をめざしたいものですな。