「昭和」ウルトラマンの思ひ出。

私が記憶に残っている中で、
一番最初に観たウルトラマンシリーズは
「ウルトラマンレオ」でした。
ただ、当時はまだ相当幼いころでしたので、かろうじて
映像を観ていたという所までは記憶しているのですが、
内容までは覚えていません。
初めて意識して観るようになったのは、
当時夕方に放送されてた
初代「ウルトラマン」でした。
この頃は、同時に別チャンネルで
「ウルトラセブン」も放映されていたんですけど
こっちの方は、あまり観ていなかった気がします。
当時は円谷プロなんて知りませんでしたし、
「ウルトラマン」の歴史も良く分かっていなかったのです。
なので、
「ウルトラマンだけど、ウルトラマンじゃない番組。
分かった、これはウルトラマンのパチもんなんだ!」
と意味不明な解釈をして、「ウルトラマン」の方を優先して観ていたのでした。
あと、小学校低学年の頃だと、内容が少し難しく、
全体的にクールな映像が好きじゃなかったのでしょう。
このころは”第二次ウルトラブーム”が終わった頃で、
新作はあまり作られていない状態でしたが、
テレビで大量に再放送が行われていたのです。
今の時代だと、隙間時間に韓流ドラマが大量に流れてますけど、
大体、あんな感じに似ているんだと思います。
とにかく、毎日のように特撮番組がテレビで放送されていたので
子供たちはすぐに特撮にハマっていきました。
また、当時は”ケイブンシャの怪獣大百科”といった
特撮関連のデータ集みたいな本が大量に出まわっていたので、
全然生まれてない頃に放映されてた
「怪獣マリンコングって知ってるか?」
とか、
「鉄人28号って昔、特撮番組だったんだぜ」
みたいな、マニアックな話を友達同士で話してた記憶もあります。
そんな特撮かぶれな少年時代を送っていた最中、
ウルトラマンが映画化されるという
テレビCMがスポットで流れ始めました。
当時はまだビデオが無かった時代ですし、
大画面でウルトラマンが観られるというのは
小学校低学年の私には凄いことに思えたのです。
また、家の親は「東映まんがまつり」には連れて行ってくれたけど
「東宝チャンピオン祭り」には連れて行ってくれませんでした。
多分、怪獣映画を見せると性格が凶暴になると勘違いしてたのでしょう。
なので、特撮モノをスクリーンで観たことはありませんでした。
異常なまでに、この作品が観たくなっていた私は
親に頼み込んで何とか連れていってもらいました。
映画は2本立てでした。
最初は、いわゆる「実相寺昭雄版ウルトラマン」というもので、
テレビ放送されたものを4本分繋いだものです。
当時の再放送はデュープしたフィルムを地方局で放送しているので、
画面にホコリや退色が凄まじく、非常に汚い映像が流れていたのですが、
このウルトラマンは、非常に綺麗な映像だったので嬉しかった記憶があります
また、ささきいさおが歌うアレンジされたウルトラマンのテーマ曲も
当時の私には格好良く思えました。
問題は2本目の「ウルトラ怪獣VS怪獣軍団」
という作品だったのです
この作品は、後に「幻のカルト映画」と言われるほど話題になりましたが、
純粋にウルトラマンを愛していた無垢な少年が観るには
あまりにも過酷なものでした…。
つづく。