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「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」のトラウマ体験。

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先日の日記
「昭和」ウルトラマンの思ひ出。
の続きです。

「実相寺昭雄版ウルトラマン」を見終えた後、

2本目の「ウルトラ怪獣VS怪獣軍団」が始まりました。


いきなり冒頭で、異国情緒溢れるタイの遺跡で、
明らかに日本人ではないアジア系の子供たちが
雨乞いで踊っているシーンから始まります。

あまりにもウルトラマンぽくない展開と、
いきなり日本人じゃない人物が大量に出てくるので、
「別の映画の予告編なのか?」

と思ってたのですが、これが本編なのですね。

そして、何の脈絡もなく突然遺跡泥棒が現れます。
仏像の頭を取り外して持ち帰ろうとする大人達を発見し、
執拗に追いかける弁髪頭の少年が、
この作品の主人公コチャン君なのでした。

ところが、このコチャン君を泥棒たちは
躊躇なく射殺してしまうのです。
しかも、思い切りピストルで頭部に銃弾を3発も…

「ギャー!!」

と、凄い形相で、血まみれになったコチャン君は悶絶し、
そのまま即死。

開始早々でこのグロさ。ウルトラマンを観に来たつもりが、
いきなり、東映ヤクザ映画みたいな血みどろな展開に
ちびっ子達はちょっとパニックを起こしていました。

すると、ウルトラの母がこの少年を生き返させるのですが、
このシーンもかなり乱暴で、
空から巨大な手が出てきて、
死体を鷲掴みにして持っていく
のです。

しかも、このシーンは一部がウルトラマンタロウの一話で
タロウが誕生するシーンの映像を流用しているので、
「ウルトラ六兄弟」の話なのに、ここだけタロウが写って
いなかったりします。

そして、ウルトラマンタロウの変身シーンをそのままパクって
タイの伝説の英雄ハヌマーンが何の説明も無く誕生するのです。
映画館の巨大なスクリーン一杯に気持ち悪いハヌマーンの顔が
アップになった時
は、怖くて本当に泣きそうになりましたw

ハヌマーンが飛んでる時のポーズも物凄く変で、
走り幅跳びの選手が、空中姿勢で止まっている時の
一番中途半端な状態で、固まって飛んでいく
のです。

あまりの格好悪さに気を失いそうになりました。

とにかくハヌマーンは正義のヒーローというには鬼畜すぎて
平気で人を踏み殺したり、握り殺すなど平気で行います。
怪獣と戦うシーンも「ウルトラリンチ」と揶揄されるほど
ひどいもので、ウルトラマン兄弟を手下にして、
一人だけ刀を持って、怪獣をボコボコに殴り飛ばしたあと、
最後は一刀両断で斬り殺すという無茶苦茶な殺し方をする
のです。

この映画は小さい頃、リアルタイムで劇場で観た時は
本当にガックリしたのを覚えているけど、
改めて観直したら、昔観た時の印象よりも
酷く感じたので、もっとガックリしました……。

少なくとも、この頃の自分は物凄く真面目に
ウルトラマンを観ていたのです。
それが、こんな意味不明なキ●ガイみたいなヒーロー達が
袋叩きにして怪獣をやっつけるシーンを観てしまったのですから
頭が物凄く混乱して、数日ほど立ち直れなかった記憶が残ってます。

こういった作品はパロディで作るなら構わないと思うのですが、
円谷プロがオフィシャルで作るのはマズいですよね。

現在は著作権上の問題で、日本国内では絶版になっておりますが、
これは本当に封印しておいた方が良い作品だと思います。