先日、武蔵村山市里山民家に行ってきました
とってもレトロな建物が魅力的で、なぜか懐かしさがこみ上げてくるような建物です。
里山民家は、江戸時代の母屋を新築・復元した民家で、自然豊かな里山に建っています。
母屋は中に入って見学することが出来るので、かなり楽しめますよ。
母屋は、江戸中後期の名主格の農村住居で、狭山丘陵南麓の民家を新築・復元したものです。
木造平屋建て、間取りは右勝手の食違四間型で、屋根は入母屋の茅葺きです。
内部は大きく土間、板間、畳間に分かれ、それぞれ主に生産、生活、接客の場に用いられていたそうです。
民家の横には蔵があります。
母屋に入ると、まず囲炉裏があるのがわかります。
とてもノスタルジックな雰囲気が味わえて風情がありますね。
中に入るには一段高くなっていて、草履を脱ぐようになっている大きな石が置いてあります。
畳の部屋には、ちゃぶ台とお座布団が置いてありました。
ちゃぶ台、懐かしい!
私の小さい頃、家でちゃぶ台を使っていたんですよね
この畳の部屋の横には、お客様用のお部屋らしき部屋があって、床の間や違い棚もあり、写真を撮りたかったのですが・・・
なぜか、謎の老人が高鼾をかいて寝ておられたので、写真はやめておきました。
土間には大きな釜がありました。
ここで調理をしていたのでしょうか。
昔は大家族で暮らしていたのですから、作る量も多かったでしょうね。
外には井戸もありました。
実際に使えましたよ。
手でキコキコ動かしてみると、水が汲みあがります。
飲料用では無いという注意書きがありました~。
里山民家は、とても良いところでおススメスポットですが、ものすごくわかりにくいところにあります。
車で行っても、駐車場にとめられるのは40台程度。運が悪ければ満車ということにもなります。
来る人がみんな里山民家目当てかというと、そうではなく、里山民家の周囲に広がる田んぼや遊歩道、広大な野山北・六道山公園内へ行く方も多そうです。
里山民家やその周辺の田んぼや遊歩道の整備は、ボランティアの方によって成り立っているそうです。
里山民家の風景を後世にも残していくために日々草木やか家屋の手入れをなさっているのには頭が下がります。
青梅街道からは見えない住宅地の奥にあるので、なかなか辿り着けない場所にあります。
バスだと「岸」というバス停で降りて、10分ほど歩くことになります。
私が行った時には、それほど人もいなくて、民家の雰囲気を堪能出来ました。
都会の喧騒に疲れたら、こういう場所がおススメです
住所:武蔵村山市岸2-32
利用時間:9:00~16:30(3月~9月は17:00まで)
休館日:年末年始
駐車場:無料