「暫定規制値(暫定基準値)」は、福島第一原発の影響を受けて、放射能濃度に関して食品衛生法上の暫定規制値として定められたものです。
いつの間にか定められていたので(3月17日)、従来からあったものと勘違いしている人も多いようですが。。。
基準値を見れば、日本の一部の農産物に対して輸入禁止にする国があっても、まったくおかしくないことがわかります。
福島第一原発の事故前と事故後では、大きく食品の基準値が変わりました。
まあ、アメリカやWHO(国際保健機構)の基準を一緒に書いておくと比較にもなりわかりやすいので、自分の記録用に書いておきます。
ワタシは、「食」は美味しいことはもちろんだけれど、「安心」出来るものではないと意味が無いと思っています。
お料理が好きな人には、同じ思いの方も多いはず。
今回の暫定規制値に関してぐらいは、「食」に関心のある1人として知っておこうという気持ちで書いています。
まあ~何かあったらまたメッセとかメールでやり取りしましょう(笑)
放射性ヨウ素に関してですが。。。
<水に関して>
0.111 アメリカの法令基準(水)
0.5 ドイツガス水道協会
1 WHO基準(水)
10 日本の3月16日までの基準値(水)
100 日本の乳児飲用に関する暫定的な指標値(水)
210 東京都金町浄水場(3月23日)
300 日本の3月17日以降の暫定指標(水)
965 福島県飯館村の水道水(3月20日)
<野菜に関して>
10 WHO基準(野菜)
170 アメリカの法令基準(飲食物)
370 日本の3月16日までの基準値(野菜)
1,000 WHO基準 (世界的に餓死を避ける為に緊急時に食べざるを得ない非常事態時の数値)
2,000 日本の3月17日以降の暫定指標(野菜)
<出荷出来なかった野菜>
8,300 千葉旭市の水洗いした春菊(3月26日)
54,100 茨城の水洗いしたホウレン草
食べ物ではないですが参考のため
↓
5,190,000 福島飯舘村の水洗いしてない雑草
単位;kg当たりのベクレル数(Bq/kg)
福島原発の事故はすでに起こってしまっているので、これからは、どうやって自らの被曝量を減らして生活していくかが課題になるはずです。
長期になってきそうなので、福島県だけの話ではないと思います。
発表されている数値(シーベルト単位)の外部被曝だけでなく、内部被曝も考えないといけません。
それを加算していかないとトータルの被曝量が出てこないですね。
食べ物から被曝量も加算していかないといけないです。
水や食べ物のような口にするものから、出来るだけ汚染されていないものを摂取して全体の被曝量を減らすのが通常の行動だと思います。
この文章は事実のみ書いています。
他意はありません。
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