事実は風評被害とは言わない | 美味しい冒険♪

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野菜に関して。。。。


風評被害が続出していると、ネット上で記事を目にします。

私が疑問に思うのは、「それは、本当に風評被害なんですか」ということ。


これまでの野菜の基準値(17日前)で出荷できなくなったものがいくつかあると思います。

はい、基準値を上回っているからダメなのです。

仕方がないことなので、事実でしかありません。


暫定基準値により、大幅に野菜から検出される放射性物質量を緩和しました。

そして、スーパーに、以前の基準では出荷できなかったであろう野菜が出回ります。

そして、以前の基準をも満たす優良な野菜もあるでしょう。


で、現在、この野菜を買うかどうかは、もちろん消費者の判断でしかありません。


今後出回る問題地域の野菜は


○以前の厳しい基準をも満たす優良野菜である

○暫定基準によって、ようやく出荷できるようになった野菜である


このうちのどちらかだと思います。

2種類の野菜のうち、上の野菜まで購入されないのであれば、それは風評被害だと思います。

こういう野菜が売れないのはおかしいです。


でも、新しく引き上げられた基準値でようやく出荷できるようになった野菜というのは、どうなのでしょうか。

基準を変えなかったら流通していないであろう野菜。。。これを買わないという選択は消費者は持っているのです。


なぜ、基準値が引き上げられたのかを考えれば、摂取をひかえようという人がいても不思議ではありません。


もし、後者の野菜が売れずに「風評被害」と言うのであれば、それは何だかおかしいのではないでしょうか。

摂取を続ければ健康に影響が出る可能性が否定できないのである限り、「風評被害」という言葉はやめた方がいいと思います。


放射性による経済的損失は計り知れませんが、これはこれで、きっちりと補償という話にした方がいいと考えます。


それとも、放射性物質を含む野菜を食べた方が、税金払うよりもいいとでも言うのかな?

そういう消費者ばかりなら、基準値の引き上げという措置も今の日本にはお似合いなのでしょうね。