データの復旧に携われている方でしたら、 Seagate ST500DM002/ST1000DM3/ST2000DM001/ST3000DM001等における不具合が多いことをご存知かと思います。

 
これらの機種は、初期性能が比較的良好、かつ安価なこともあって、BTOパソコンやNAS(LAN DISK)の組み込み用に多く用いられました。
しかし、不具合が発生すると、カチカチ音を繰り返して認識しない、または、動作音は正常にしているが認識しない、という症状がおきます。
 
故障内容は重篤で、不具合個体の多くのディスク表面に、同心円状の傷が確認されます。
この傷の入った個所によって、上記の2種類の症状が現れます。
そして、この症状に関してのデータ復旧確率がかなり低いことも知られております。
復旧できる場合でも、分解・部品交換の作業を繰り返す必要がありますので、どこに出されても高いお見積りになります。
 
弊社におきましては、安価なデータ復旧サービスをご提供する観点から、これらの機種・症状からのデータ復旧(分解修理)については、基本的には承っておりません。
どうしても、という場合には、提携先でのみ作業を承ります。
 
追記
海外提携先にて一定の成果が得られましたので、こちらでのデータ復旧を承ります。
以下の記事をご参照ください。
https://ameblo.jp/deltarepairservice/entry-12533787063.html
 
これらの機種をお使いの方は、とにかくお早めのバックアップをお心がけいただければと思います。
 
動作音が全くしない、接続すると電源が入らない、という症状でしたら、弊社基板修理サービスにて、高確率で復旧可能です。
 
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