こんにちは、モビリティです。
包帯やガーゼを固定するサージカルテープ、それによって肌が荒れてしまう方向けにこの記事を書きました。
この記事では以下のことを解説します。

肌に優しいサージカルテープ3選
実際に肌荒れしにくいサージカルテープを3つご紹介します。
優肌絆 不織布
その名のとおり、肌に優しいものになります。
何が肌に優しいのかというと、肌にくっつくための粘着剤が、できるだけ角質層をはがさないゲル粘着剤を使用しています。
引用元:Nitto ニトムズ
また、優しくはがせることを前提に作られているため、赤ちゃんの肌にも使えます。
肌が弱い方のためのシリコーンテープ
3M社から発売されている「やさしくはがせるシリコーンテープ」を家庭用バージョンとして製品化された商品。
独自開発のシリコーン粘着剤を使用しているので、はがすときの痛みが少ないのが特徴です。
また、外からの水を通さず、皮膚からの水蒸気は透過することで、皮膚への刺激をおさえ、10分間のシャワーテストもクリアしています。
スキナゲート
極低刺激テープを採用しているサージカルテープ。
柔らかいアクリル系粘着剤を使用しているため、皮膚が引っ張られたときの追従性が良く、皮膚ストレスを緩和します。
また、蒸れにくい構造をしているため、角質を保護し、はがすときの痛みも軽減してくれます。
以上3点が特に肌に優しいと言われるサージカルテープのご紹介でした。
では、何故サージカルテープで肌が荒れてしまうのか?その原因を次で解説します。
肌が荒れる原因
サージカルテープによって肌が荒れてしまう原因は大きく分けて3つあります。
原因1:機械的刺激
これは、サージカルテープを必要以上に無理に引っ張って貼った場合や、テープを何度も貼ったりはがしたりしたことよっておきる刺激のことです。
予防としては、貼る部分の皮膚は伸ばしてテープを貼らない、肘などの曲げ伸ばしをする部分は伸縮性のあるテープを使うことです。
また、痛くなりにくいはがし方は以下のような方法で行ってください。
引用元:3M
原因2:アレルギー物質
サージカルテープに使われている化学物質が、アレルギー的に自分の肌と合わない場合に広範囲に炎症が起きてしまいます。
予防は、今まで使って問題が無かった製品を使うことや、目立たない部分で小さくパッチテストをすることです。
原因3:科学的刺激
これも結構多いかと思いますが、貼った部分に限定して炎症が起きてしまうことです。
こちらも製品に使われている粘着剤による刺激などで肌荒れが起きてしまいます。
予防は、肌に優しいサージカルテープを使うことです。
以上が肌が荒れてしまう主な3つの原因になります。
次では、サージカルテープとテーピングテープの違いを解説します。
サージカルテープとテーピングテープの違い
よく間違えられたりするので、サージカルテープとテーピングテープの違いを解説します。
そもそもサージカルテープは製品のことを示しており、テーピングテープは、テーピング行為を行うテープのことを示しています。
サージカルテープは、包帯、ガーゼなどを患部に固定するためのテープ。粘着包帯や伸縮性粘着包帯とともにテープ絆創膏に分類される。
引用元:Wikipedia
スポーツ選手が負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することをいう。捻挫や骨折などの際に、救急措置として施されることもある。
引用元:Wikipedia
テーピングするためのテープにもさまざま種類があります。
ただ、テーピングテープはサージカルテープの代用にはなりませんのでお気をつけください。
