先日、実家跡マンションに行く途中、幹線道路沿いのビルが外壁補修工事をしていました。
ふと幕に書いてある施工会社名を見ると、大学の時同じサークルだった同期のお家の会社でした。
友達は2回生の時に交通事故で亡くなったので、会社を継げなかったけれど…
妹さんが修学旅行で行った北海道のお土産を嬉しそうに見せてくれていたのを今でも鮮明に覚えています。その妹さんの学校が母の母校で、その話でも盛り上がりました。
お葬式の後お家にお邪魔した時に、もう使う人いないからとゲームボーイとそのソフトをたくさんいただきました。今でも大切に置いています。(コロナ禍で引きこもり生活だった数ヶ月、久しぶりに出してきて遊びました)
おばあちゃまがその子のことをとっても可愛がっておられたんですよね。さすがにもうご存命ではない可能性大だけれど、お父様やお母様、妹さんはお元気にされているのかなあ。
お墓参り行こうかな。
実は、高校の時も同級生が亡くなっているんです。彼女とは同じクラスだったけれどあまり話したことがなく、夏休みに秋の文化祭で行われるクラス対抗の合唱コンクールのための練習に遅刻してきて、ごめーんと言って教室に入ってきて、大丈夫よーと言ったやりとりが最期の会話になったんですよね。
その後、夏休みの間に命を絶たれてしまいました。
そして、大学4回生のときにもゼミが同じだった子が亡くなりました。彼はもともと病気を患っていて、晩秋にゼミ旅行に行った先でおみくじを引いて、「病良し」と書かれていたことをとても喜んでいたんですよね。
それなのに、次のゼミは欠席。
その次も欠席。
そして、体調を崩して入院していると聞き、それから間も無くして亡くなりました。
とても優秀な子で、ゼミでもいつもそう掘り下げるのかと思わず唸ってしまうような解釈をする子でした。(ゼミは19世紀イギリス文学です)
大学院に行くと言っていたのに。
実はこれ以降おみくじが信じられなくなり、お付き合いで引くことはあっても自分からは引かなくなりました。
自損事故、自分ではない他者から強制的に生きることを妨げられた友、病気とそれぞれ違う亡くなり方ですが、同じサークル、同じクラス、同じゼミと身近すぎる友の死が本当に辛かったです。
彼ら、彼女が、生きていたならどんな大人になっていたのかなと、同級生の会社の名前を見つけてふと思いました。